スタプリの頃の村山功のインタビューだけど
〈村山:とはいえ途中抜けていてるのでかなりブランクがありますが。

『まほプリ』で久しぶりにプリキュアに関わらせていただいた時には、先ほども言った通り、本当に環境が変わったと思いました。それと、年齢層が下がっているのかなと思ったんですよね。前はまだたくさんの小学生の子も観ていた印象でしたが。今は「偉そうなこといってるけど、これは『おかあさんといっしょ』を見ている子に伝わると思ってる?」と自問自答しながら作っています。
──それは、脚本を書くにあたっての指針になってるところですか。

村山:そうですね。でも昔は考えてなかったんですけどね。『Yes!プリキュア5』(2007年〜2008年)のときは、部費がないという話を書いたくらいで(※第 14 話 「悩める生徒会長かれん」)。部活の部費がないって……ねぇ(笑)。

──確かにかなり大人っぽいテーマですね。幼稚園児だったら“部費”が何かが分からないでしょうし。

村山:そうなんですよ。でもそれを当時(違和感なく)書いていた。

──子どもの年齢層が下がった要因というのはなんだと思いますか。

村山:なんでしょうね? 今は色々な女の子向けの作品が増えていて、もう少し上の年代をターゲットにした競合の作品との棲み分けができたからでしょうかね?〉
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