アニプレゆーまPのありがたいお言葉

――配信サービスを通じた視聴が拡大したことで、会社全体の収益構造にも変化があるのでしょうか。アニメ事業はかつて、DVDなどの映像パッケージが収益柱でした。

収益基盤は多様化しています。昔は、放送したアニメを2次利用する方法が、映像パッケージやグッズくらいで、結果的にそれが収入の大半を占めていました。それが今は、ほかに配信料があり、さらには海外展開や企業とのタイアップなども伸びています。結果として、映像パッケージの占める比率は小さくなりました。ただアニプレックスの場合は、パッケージ売上高の絶対額がそれほど減っているわけではありません。