☆メーカー各社に聞く夏休み商戦
※記事の売上は出荷額では無く実店舗の売上なので注意
〇バンダイ
トイ事業全体では104%と昨対をクリアした。
男児玩具では、ウルトラマンが昨対に及ばなかったが全体では113%と好調に推移した。
戦隊は変身アイテムを中心に好調に推移し、昨対を上回った。今後の商戦に向けて1段階販売ベースを上げていく。
ライダーもライドウォッチに加え、ゼロワン連動アイテムも人気で昨対180%と非常に好調だった。
女児玩具はオリケシシリーズが堅調でコロントシャボンは週を追うごとに上がっており、女児ホビーの可能性を感じている。
しかし、プリキュアが昨対を割ってしまい、全体では88%となった。
※88%はバンダイの女児玩具全体の数値で、プリキュア単独ではないので注意。
しかし、他の女児玩具が減ってないようならプリキュア自体の昨対比はもっと低い可能性もある。
仮に88%と考えた場合、この数値はまほプリを下回り、Goプリに近い値となる。
(Goプリを100とした場合、各年は16:110 17:118 18:118 19:104となる)
15周年の反動を考慮しても少し落ちすぎと感じる。
幸い9月の商品展開は過去最大級のため、巻き返しの可能性はまだある。
〇タカラトミー
昨対95%と苦戦を強いられた。そうした中、ファントミラージュは前作比145%、ゾイドは昨対115%、LOLサプライズは昨対210%と明るい材料もあった。
ガールズは前述の二つの好調で昨対110%を達成したが、リカちゃんは80%に留まった。
ボーイズはベイブレードの落込みを爆丸でカバーできず70%と厳しかった。