☆TJ  2019年夏休み商戦速報感想※は補足及び個人の感想
※8月5〜18日のお盆商戦を中心とした2週間の集計期間の状況。
〇総評:8月第2週が大苦戦も17・18日でピーク作り、5〜18日で昨対95% 
一般玩具だけでは昨対95%前後。前年8月6〜19日との比較すると休日が1日多い曜日並びにも関わらず、昨対を割る結果に。
8月5〜11日までの8月第2週が昨対90%前後と非常に厳しく、8月12日からの第3週に盛り返し17・18日の2日間にはピークを作ることができたが、前年実績には届かなかった。
要因は数年市場を牽引してきたタカラトミーが昨対95%と前年割り込み、昨対をクリアしたバンダイもわずか4ポイント程度のアップに留まるなど、大手2社に勢いがなかった事、
また中堅メーカーも昨対クリアは一握りに限られるなど業界全体として力及ばずの感が否めない。

〇男児玩具:平均で昨対95%前後。復調基調の戦隊や仮面ライダーの好調に加え、「妖怪ウォッチ」や「ゾイドワイルド」の善戦、トミカやプラレールといった定番も安定した動きだが、
昨年大きな実績を作った「ベイブレードバースト」と「新幹線変形ロボ シンカリオン」の落ち込みが大きかった。

〇女児玩具は市場平均で昨対95〜97%といったところ。不調の要因は昨年の市場を牽引した「リカちゃん」の落ち込みと「プリキュア」の低調。
昨年同期よりSKU数を増やし、欠品ロスもなく大幅に売り上げを伸ばした「WHO are YOU?」や「L.О.L.サプライズ!」といったサプライズトイ、
急伸している「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」の勢いをもってしても、「リカちゃん」「プリキュア」の2大IPの失速を補完することはできなかった。

※なお、夏休み商戦のより詳しい結果と主要玩具メーカー各社の状況は、8月30日発送予定の「夏休み商戦速報新聞」到着後、要望があればお伝えする。