(CNN) 米政府の情報収集活動を暴露したエドワード・スノーデン氏がこのほど、
エイリアン実在の証拠がないか米中央情報局(CIA)のネットワークで検索していたことを明らかにした。
スノーデン氏はCIA元職員および米国家安全保障局(NSA)の元契約職員として、
米国の機密情報の一部にアクセスする権限を持っていた。
そこでCIAのネットワークを検索して一連の陰謀論の真偽を確かめた。
その結果、米政府は知性を持つ地球外生命体について把握していないことが判明したという。
スノーデン氏は最近出版した回顧録で「私に分かる限り、エイリアンが地球に接触した事実はない。
少なくとも米情報機関に接触したことはない」と記している。
月面着陸については「読者が気になっているかもしれないので触れておくと、人類は本当に月に着陸した」と説明。
さらに「気候変動は本当だ。ケムトレイル(航空機が化学物質を散布することで飛行機雲に似た航跡ができるとの説)
は真実ではない」としている。
スノーデン氏は23日放送のポッドキャストの番組でもこうした陰謀論に触れ、
エイリアンやケムトレイルなどの「証拠は存在しない」と語った。