孤独だし読書しようぜ二十七冊目
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前スレ
孤独だし読書しようぜ二十六冊目 [無断転載禁止](c)2ch.net
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/alone/1467784207/ 金閣寺読んでる
三島は文章が美しいな
翻訳でも映えそうな硬質で西洋的な?
海外で人気なのもかなり頷ける >>326
これだけは読んどけという物があったら教えて下さい 三体の続編が出たけど読んだ奴いる?
上下巻に分かれてて長そうだから読むの躊躇ってる それ前作面白かった?
買おうか迷ってる
村上の新作短編集読んだがやっぱりこの人合わないなーと感じただけ 友罪
安っぽい昼ドラのようだった。出てくる人間は下劣な奴ばかりで不幸な過去持ち多過ぎ。犯人の友人ピュア過ぎ、毎晩うなされるくらい
反省し過ぎで嘘臭い。更生の過程や心情も全く描かれんし。
ちょうど電話かかって来た、帰省した街で会いたくない奴に出会ったなど偶然多過ぎ。
円卓
著者の作を初めて読んだが、癖が強い。大人の考えた子供という感じ。物語もつまらん。
コンビニ人間
底辺孤男なのでゲボ吐きそうになりながら読んだ。半日落ち込む。妹との関係がキツくて最高。例の女性蔑視男はやりすぎに感じた。 孤独のチカラ(斎藤孝)
孤独と仲良くしようと思えた
孤独は寂しい、だがその不安を安易な方法で紛らさず
憎々しいやつと思いながら仲良くしてやろうではないか コンビニ人間か、前読んだな
迎合も結構大変だという話だったかな 勉強の哲学 来たるべきバカのために を読む
面白そう 「三体U上下巻」読み終わった
ハードSFとしてかなり面白い
これだけの作品は日本人じゃ書けない
中国恐るべし
Vは来年出るらしいけど楽しみ おれも一巻読み終わった
めっちゃ面白かった
第二部も読むぞ この作者が特異だというのもあるんだろうけど
中国と日本の意識レベルやエネルギー量の圧倒的な差を感じてしまう 千葉雅也「勉強の哲学(来るべきバカのために)」読み終わった
かなりためになった
人生はお勉強だってことがよくわかる
勉強はすればするほど日常の些細なことも象徴的に他の物事と紐付けされて世界が豊かになる
というより、世界は豊かなんだってことを知る
勉強論だが、哲学というのを面白く伝えている名著だと思う スーパーなどのワゴンでよく売られてるオカルト、陰暴論の本にハマってる。
広く浅くな感じだが結構自分が知らない事を知ることが出来る すごくお洒落な読書スポット見つけた
町歩きでたまたま歩きなれた通りにブックカフェの看板発見していつか行こうと思って忘れてたんだけど、セブンで買った地元の観光案内ガイドにそこのブックカフェが紹介されてて
想像と全然違う大正浪漫の迎賓館から抜け出したような和洋モダンの書斎付きカフェに
何十年も前から飽きるほど通ってる商店街の
角にこんなハイレベルの隠れ家スポットあったんかーいって目からウロコw
コロナでゆっくり長居しながら読書というわけにはいかなかったが、美術館の帰りに寄って食べたカツサンドがめちゃうまかった
美術館の文芸館とモダンな書斎付きカフェ、セットで休日の楽しみ増えたなー >>330
とりあえずお勧めは溝口敦、鈴木智彦、山平重樹、山之内幸夫、竹垣悟あたりを
読んどけば大丈夫。 >>346
良いなあ。もし旅行で行ったら立ち寄りたいから教えてくれよ! >>349
北海道小樽だから、道内じゃないと
気軽に立ち寄るの難しいかも
大分ざっくばらんに説明すると
小樽駅から出て右手側国道沿いに十字街超えて
まっすぐ行ったところの鉄橋下に公園ぽい
場所あるからそこを海側に下ってった
道路挟んでアーケード真向かい花銀通り入口角
の建物2階がブックカフェだよ
入口小さめだけど料亭っぽいちょっと洒落た看板出てるから以外と分かりやすいと思う
小樽来るならもうちょっと下に行った運河通り付近にキリスト教ステンドグラスとかの美術館通りあるから美術館に興味あるならそこも
セットでお勧め
ちなみに図書館はかなりきつい坂登った場所なうえ書架がスカスカでしょぼいから
あまりお勧めしない >>350
詳しくありがとう!出来たばっかみたいだなw建物も中も格式高い!羨ましいわ地元に雰囲気良くゆっくり過ぎせるとこがあるとは
小樽は運河しか知らんかったが美術館とか博物館とか固まってて良いな。図書館了解!
次の旅行は北海道と決めてるんで小樽は絶対行って色々回るわ。美術に本にカフェに素敵な時間を過ごしてくれ
格好良いぜ >>351
こっちこそあちこち旅行できるだけの休暇あって昔の文豪の足跡や小説の舞台になった土地
なんかいろいろ訪ねてまわれるから羨ましいわ
コロナに気を付けて良い旅を 収納の都合で読破した文庫本の数々を古本屋に売ったんだが後で後悔
いや、内容は読み返す気にもならんのだが表紙のイラストが美しいんだ >>70
辛口わらた
最近親しくなった方から銃・病原菌・鉄をいただいてまだ途中までしか読んでないけど、ホラ吹きなの?
どこら辺が嘘なのか興味ある
日本人がアルファベットやカナ文字より漢字を使うのは、そういう習慣だからに過ぎない、的な文章で断言された所にはあれっと思ったけど。
そこには情緒を正確に伝える、ような心理的考察がないなと思って。
よければホラ吹き具合を聞かせてもらえると嬉しいです >>70
ライムスター宇多丸並みに丁寧な仕事しそうな人だな 嫌なら見るなとよく言うけど、読み込んでくるアンチ程イヤなもんはねえなw 俺も図書館行きたいんだが、入口で名前を書かなければならなくなってから
行ってないわ。 >>360
そうそう。コロナの影響で。市内のもそうだったし隣の市の図書館も
名前書くようになってて行く気失せた。 >>361
ググったら感染時の緊急連絡用か。個人情報がと怒る人もいそうだ。
なかなかめんどいなwさんくす 読書は皆の脳や心に、やはり何か良い影響を及ぼしているか? 小説って面白いの?自分はどうもそういう空想の世界の物を読む気が起きない。
読むのは事実が書いてあるやつばかり。スポーツ選手や芸能人・ミュージシャンの自伝とか
ドキュメント系ばかり。ヤクザ・プロレス・在日・被差別部落とか国内の真実に
密着取材して書いている物が好き。 自分は割と何でも読める
ヴィレッジヴァンガードで廃墟や心霊スポットの潜入ルポ物とか世界のオカルトスポット写真集とか好んで読んでる >>364
俺は逆に「真実」とかに何の興味もないので作り話の方が好き 小説は主人公がイキリ過ぎてると読むのがキツくなる
いや、俯瞰的視点でこうこうこういう愚かしい男と描いてあるのならいいんだ
さも俺が正義だとばかりに独善的行動を取ったり沢山の女とセックルセックルとか
作者の近影そのままをイメージしちゃうような自己投影激しいキャラは大嫌い
司馬遼太郎の主人公は大抵ヤリチンで中二病でDQNなんだけど一種の清々しさがある >>370
司馬遼太郎作品でヤリチン中二病DQNキャラって燃えよ剣の土方位しか知らないけど
龍馬もそうなのか?
途中まで読みかけで映画化された関ヶ原の
石田三成はカタブツそうだったけど 話題の「LIFE SPAN」読了
120まで生きられるとしても俺はたぶん今と変わらない生活だろうな >>372
それ、めっちゃ売れてるね。
俺も買ってきたわ >>372
簡単に書評を読んできましたが面白そうですね。
個人的には長生き自体に興味はないものの、どんな内容か読んでみたいです。
一方で、もし世界中で100歳、120歳オーバーの人たちが爆増したら食糧問題や経済はどうなってしまうだろうと思いました。 >>364
そのてのモノって真実というよりも作家の主義や理念が最優先にあって現地ルポは
そこに誘導していくだけって感じのモノがたまにあってウンザリする
女性作家が飛田新地取材したやつは事実とかけ離れた感情論っぽくて反吐が出た >>354
銃病原菌鉄についての批判はこれがわかりやすい
日本の地理学は『銃・病原菌・鉄』をいかに語るのか
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ejgeo/7/2/7_225/_pdf/-char/ja
俺がジャレド・ダイアモンドの事嫌いなのはリベラル的な嫌らしさが全開だから
口では差別はよくないですよと言いつつも文章の節々から白人至上主義的な考えがにじみ出ていて
ヨーロッパ人のアメリカインディアンの虐殺については何としてでも矮小化しようという強い意志があるし
著作の全てにおいて間違いやダブルスタンダードな記述がたくさんある
こういう人間がピューリッツァ賞まで取ってもてはやされている事実にイライラするんだよ EHカーも歴史とは何かの中で歴史家は歴史を記述するうえで自分の主観に常に気をつけよと言っているが
元々地理学者と生理学者で歴史の素養がないダイアモンドはそういう歴史を記述するうえでの謙虚さがまったくない
自分の仮説に合致する資料を選好して使って大言壮語を放ちまくっている誇大妄想家
上の論文でも南米史家にダイアモンドのインディアンの病原菌による死者数は誇張を超えて空想の域と言われているが
自分では銃病原菌鉄の環境決定論を人類の運命とか究極の理論と自称している
地理決定論では産業革命も説明できないし、人類史上でGDPの殆どを占めていた中国が覇権をとれなかった事
モンゴル帝国の台頭やヨーロッパの暗黒時代とルネサンスといった事象など
人間の営みを排除したダイアモンドの理論では一切説明できない
しかも批判されると後からしれっと改竄したり付け足したりしているのがまた・・ 本の中でも色々な歴史エピソードが披露されるけど
どれも他の本を読むと諸説あったり歴史家の中でも意見が分かれたりしているものが多いなか
明らかに自分に都合のいい部分だけこっそり切り張りして組み立てていく手法も感心しない
銃・病原菌・鉄についてもそれほど優位性があったわけではないというのが通説
銃は単発式で連射ができず。病原菌の死者も水増し、鉄は精錬技術が未熟で剣はすぐ折れ甲冑も足を絡めて倒したり石で殴ったり鎧の継ぎ目に槍を刺すと簡単に殺せた
マゼランやジェームズクックといったほかの侵略者は原住民相手に敗北して殺害されている
ピサロがインカ帝国を征服することができたのは、インカ帝国が土着の戦を終わらせて大量の兵士が武装解除状態の中
騙し討ちをしてアタワルパを捕縛した後に何度も約束を反故にして最終的にアタワルパを惨殺したりと計略を用いた事が大きい
ダイアモンドはこの点にしてもピサロの偉業を褒めたたえる本を書いたことで現地総督になった人物の本を参照して
聖書を放り投げる愚かなアタワルパと勇敢に戦うピサロといった描写を再現する。とまるで小説のように描いている
こういう人の本を信用できますかって話 さらに腹立つのは朝日新聞とかリベラルがこういう人の本を真に受けて
差別主義者と戦うダイアモンド博士と差別主義者を打ち砕いた銃・病原菌・鉄みたいな評価してる所
あきらかにオブラートにくるんだ中身を理解してない単細胞
さらにさらにムカつくのは意識高い系のアホみたいな奴らがそいう評価だけ見て
ツイッターとかでスターバックスのコーヒーと一緒に本を写真で撮って
「銃・病原菌・鉄、読了。素晴らしい。知的興奮に満ちた一冊で知的好奇心を刺激された」
みたいな投稿とか一杯ある所なにが知的好奇心だよ、意識高い系なだけだろと ジャレド・ダイアモンドの銃、病原菌、鉄って
文庫化の時、あかるさまに反日っぽい記述してなかったかな? >>382
詳しく紹介くださって大変ありがとうございます
論理的にお考えをまとめていらしたので理解しやすかったです
リンクの論文も拝読しました
このように多くの研究者が多角的に踏みこんだ資料があるのですね…
アタワルパの聖書を投げ捨てたくだりは、たしかに私小説的な表現でしたから確かに違和感を持った事を思い出しました
一方的に白人社会が原住民社会を蹂躙していく様にしか本書は読めませんでしたが、マゼランなどの例を知らなかったので目を開かれた思いです
これからより多くの書物に触れて知識を広げたくなりました。ありがとうございました。 >>382
分かりやすい雑感お見事
文芸評論界のライムスター宇多丸だな
自ずと人文科学・社会科学・自然科学のような教養科目試験向きになるようなモノってあるかな?
ボーダーは低いからいきなり問題解いてみても択一はボーダーくらい取れるようだけど
論述はレポートの書式になぞって書くだけで採点評価がどうなるか全く見当がつかない これ学生のうちに読んどく本だよなーって思いながらも
図書館のヤングアダルトコーナーで昔の名著を漫画化したものを読んでる。
自分は読むスピードが遅いからあれもこれもと手を出す訳には行かないし
教養としてにわかにでも知っておきたい >>387
漫画で読破ってやつ?
キンドルで一冊10円くらいで売ってたからまとめて買ったけど放置されているな
でも読まないよりは読んだほうがいいんだよな >>387
こういうやつ?
https://kc.kodansha.co.jp/title_list?code=manga-gakujutsu
まんがだと入りやすいしいいね
本当に気に入った作品なら改めて書籍を求めればいいから時間もお金も節約になる
図書館か、行ってみようかな たんぽぽ娘って本買った
SFらしいがどんな内容なんだろう 市の図書館行ったら入口で名前書かないといけない様になってて
行く気失せた。 近所に図書館2つあるけど片方は借りる度に「消毒お願いします!」
しなきゃいけないから最近は利用してないわ イキリシンジが主役のリヴィジョンズを見て見たかったけど
DVD借りてくるのダルいんで図書館にあったノベライズ版読破した。
うん、つまらない……ファフナーとかエヴァみたいで設定は面白そうなのにな
描いた人凄く文章力はあるのだけど冗長でダルかった 半年くらい本を全く読んでいない
さすがに虚しくなってきた
哲学、思想、宗教、精神世界あたりで
何か面白い本はありませんか? >>396
若い読者のための宗教史 (リチャード・ホロウェイ)
まっとうな宗教学入門書
かなりの良書だと思う ズッコケ三人組の作者の息子が引きこもり家庭内暴力で大変だったらしい クズの俺が唯一やらなかったことと言えば家庭内暴力だな
今思えば、反抗期の時に親を一発殴っておけばよかった >>397
ありがとうございます
明日あたり本屋に行きます 「無の本」 ジョン・D・バロウ
難しい
同じ著者の「宇宙の定数」は面白かったけどこれはちょっと 古本屋で買ったコリアン世界の旅という本が凄く面白い。
関西に縁がある身ながら、在日韓国朝鮮人の生活の成り立ちを知らなかった自分に
多いにそれを教えてくれる書でパチンコ業界の成り立ちなども詳しく書かれてて
色々と学べる。96年発行の本だけどかなりの良書。 過去一番面白いと思った本は『資本論』
ほとんど流し読みに近いながらもどうにかこうにか通読した
部分的には再読・熟読・精読した >>403
全部で十何冊ないかあれ
全部読んだのはすごいな
経済学部? 経済学を専攻したのはマルクスをやりたかったから
でもかなり不真面目な学生だった(ぜんぜん謙遜ではなく)
ゼミでのレジュメと論文の作成という外的強制がなかったら通読は不可能だったと思う
特に第3巻はほぼ斜め読み <<ピサロがインカ帝国を征服することができたのは
インカ帝国は 周辺諸国を弾圧してたので
ピサロが進出してくると 一斉に反乱を起こしたので 敗北した オレが読んでよかったのは
光瀬龍の たそがれに還る だな
シナ事変が延々と続く中で 巨大な米軍が海の向こうからやってくる
という現実を 宇宙詩的に 表現した フィリップ・K・ディックの「スキャナー・ダークリー」を読んだ
ディックの作品はわかり易いのと難解なのが非常に両極端だが、これは難解な作品
ストーリーも平坦ではなく、言わんとしていることがよくわからなかった 「僕たちは、宇宙のことぜんぜんわからない」
ジョージ・チャム ダニエル・ホワイトソン
宇宙について分かっていることではなく、分かっていないことについて書いた本
文章は口語体に近く、中学生でもよめる
宇宙について分かっていないことについて書いてあるが
読んだあとは少しばかり宇宙のことがわかった状態になってるよい本 森田健の「生まれ変わりの村」を読んだ
前世で自殺したり犯罪を犯していても地獄に行くことはなく閻魔大王もいない
ということがわかった
あの世はこの世とそっくりで忘却のスープを飲まなければ前世の記憶を持って
今世に生まれることができるらしい 今年は20冊しか本読んでない
ゲームばっかやってたからな デューン砂の惑星読んでる
新訳と旧訳と両方持ってる
スターウォーズに通じるものがあって面白い >>417
それって映画化されてスターウォーズの主役の人が出てたよね そういや映画出るんだったな
ビジュアルはリンチ版踏襲してるみたいだが…
リンチ版デューン世間では駄作判定らしいが
俺は好きだわ、あの圧倒的なビジュアル
幼稚園の頃見てグロテスクな物への志向ができた >>421
リンチは砂の惑星より次につくられたブルーベルベットっていうちょっとエロティックな感じのサスペンスミステリー映画の方が世界的に高く評価されてるな
自分もあのヴィジュアルは素直にすごいと思う 教団xは教祖の宇宙やらの話がわかり易く伝えてくれてるから評価されてるの?
急に世界大戦の話が出てきたり、宇宙の話を含め作者の思想を引用に基づいて作品に投影したの? ゼロからトースターを作ってみた結果って本がなかなか良かった。
ただのおバカ物語と思いきや…
抱腹絶倒と煽りがあるけど、なかなかに深い結末となった
読み口は軽めなので暇つぶしにおすすめ 筒井康隆さんの「バブリング創世記」読んだ
作者は文章で遊ぶセンスがあると思った 古本屋行くと2時間くらいあっという間に過ぎてしまう。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています