僕は家庭の事情でお見合いは何度もしていますが、全く他人の生に興味がわきませんでした。無関心と言いますか、親が席を外しても僕は彼女達に生返事以外はできませんでした。
なぜならどれだけ美人で家柄が良かろうが彼女達の人生に興味が無かったから。
この世には僕のような人間もいるのです、そう、いるのです。
僕は鍛え続けた槍術・棒術以外は何も人生にいらないのです、何故ならそれらこそが既に僕の人生になっていますから。
僕の友人の剣道大会常に上位の彼も常々真剣で人を斬りたがっていました。技術を奮う一世一代の舞台の興奮は筆舌に尽くしがたいですからね。