福岡県警
イオン来店ポイント詐取容疑、男逮捕
毎日新聞 2018年11月12日 21時15分(最終更新 11月12日 21時15分)

 イオン九州の店舗を訪れるともらえる「来店ポイント」計約538万円分をだまし取ろうとしたなどとして、福岡県警は12日、北海道石狩市花川北二条2、無職、
菅野大悟容疑者(29)を私電磁的記録不正作出や同供用、詐欺、詐欺未遂の疑いで逮捕した。位置情報を誤信させるソフトを使い、九州の全71店舗を毎日訪れたように装っていたという。容疑を認めている。

 逮捕容疑は、パソコンでイオン九州のアプリを起動させて2月28日に店舗を70回訪れたように装い、3月14日に140円相当のポイントをだまし取ったとしている。

 また、3月1日〜4月11日に約269万回店舗を訪れたように装い、計約538万円相当のポイントをだまし取ろうとしたとしている。4月上旬に保守管理の担当者が不審な点に気付いて県警に相談したため、このポイントは付与されなかった。

 県警によると、菅野容疑者は少なくとも1000以上のIDを作り、自宅のパソコン45台を使って不正を行っていたとみられる。
「来店ポイント」はイオン九州が2月から始めたサービスで、店舗でアプリを起動させて「チェックイン」すると、各店舗につき1日に1回だけ2円相当のポイントがもらえる仕組み。
https://mainichi.jp/articles/20181113/k00/00m/040/116000c