元中日のパウエルは星野仙一の鉄拳制裁には前々から不満を持っており、
1997年、星野が打ち込まれたリリーフ投手を殴った翌日、

「自分がそんなに強いと思うなら、私を殴ったらどうだ。救急車で病院行きになるのは
あなたのほうだぞ。これ以上、ほかの選手を殴るのはやめてくれ!」

と訴えた。ビビった星野はパウエルの前では選手を殴るのはやめた。
殴るときはパウエルがいないのを確認してから殴った。

翌年、パウエルはフロントにクビにされた。