川崎重工業(カワサキ)が2020年9月に発売したスーパースポーツバイク「Ninja ZX-25R」が、約4カ月で年間販売目標を超える5400台を受注し、同社の軽二輪シェアを倍増させた。
13年ぶりに「250cc・4気筒エンジン」を開発し、大型バイク向けの機能を惜しみなく注ぎ込む高級路線で、シニア層と若者の両方を捉えた。
その開発戦略を聞いた。
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走行性能を重視した硬派なデザインのオートバイを多数ラインアップすることで、かつては「男カワサキ」「漢カワサキ」と言われた川崎重工業(カワサキ)。
国内二輪車市場では、ホンダ、ヤマハ発動機、スズキに次ぐシェア4位が指定席だったが、
2020年9月に発売した「Ninja ZX-25R」(国内販売はカワサキモータースジャパン)が軽二輪(126〜250cc)としては異次元の売れ行きを見せている。