ジルテックの中身を調べたら、
効果が高くて副作用の少ない成分Rと、効果が無いのに副作用だけ強力な成分Dの、2つが同量あった
Rだけにして、Dを取り除いたのが、ザイザル
ジルテック10mg=R(良い成分)5mg + D(うんこ成分)5mg
ザイザル 5mg =R(良い成分)5mg

R(レボ-セチリジン)、D(デキスト-セチリジン)で、両者は光学異性体
ヒスタミンH1受容体親和性: RはDの30倍 →強力
同脳内移行率: RはDの1/5 →眠くならない
半減期: RはDの25倍 →長く効く
Dは、Rの1/30の効果しかなく、半減期も6分しかない。完全に役に立ってないので、Dだけ抜く。
でも、Rは同量入っているので、ジルテック10mgとザイザル5mgは、同効果。
Rの5倍の副作用があるDを抜いたので、副作用は大幅に抑えられる。
アレグラより眠くならない(脳内ヒスタミンH1受容体占拠率がより低い)らしい。

抗アレルギー剤はザイザルが完成させた。これがゴールだ。ってことで、
アルファベットのゴールXYZと、アレルギーのALをくっ付けて、XYZAL(ザイザル)と名づけた

という説明を聞いた。