一般に流通してるマスクの花粉捕集性能が無いという話は、全然怪しい話じゃないですよ。

隙間から吸い込む"漏れ込み"の問題はシゲマツや興研など本格的な産業、医療用マスクの会社が言及してますし、
どこで見たか忘れましたが社団法人や役所レベルの指摘も結構あったと思います。
マスコミはさすがに一般流通してるマスクに意味が無いと言えないでしょうが、
花粉症が大問題となった現在、これはもっと知られた方が良い事だと思います。

まず隙間の問題もそうですが、そこらのマスクは砕けた花粉を素通しするのも大きいです。
上記の記事
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20040205_2g.pdf
ですが、12年前の、花粉症がそこまで問題になってない頃の記事。
低性能のマスクに花粉99%カットと記載されるのはこれが根拠だと思います。
しかし実験に使われている
>19〜24μm
という馬鹿デカい粒子は、砕ける前の物。
砕けた花粉は1μmを切ってます。つまりpm1.0。
これがシーズンが進むにつれてどんどん空気中に漂い始めます。
これを防ぐには隙間の無いN95かDS1以上の防じんマスクが必要です。

この事は3Mも指摘しています。
http://www.mmm.co.jp/ohesd/story/mask9.html

私はちゃんとしたマスクをするようになってかなり軽快し、非常に助かりました。
顔の形は人それぞれなので、隙間の出来ないマスクを探すのが一番大変でしたが、その価値はありました。