ロサンゼルスで、ルセラのメンバーとビヨンセは焼肉を食べに行くことに。
ビヨンセは「コーチェラの時のみんなのパフォーマンス、やばかった!」と振り返った。「何がやばかったですか?」と聞かれると、「全部!」と即答。

「あの時、どういう(精神)状態だったの?」とたずねると、ルセラメンバーは口々に「訳が分からなかったです」「これが最後なのかも分からない」「なんともいえない緊張感」「当日はあっという間だったね」『え、もう終わっちゃうの』って」とコーチェラの様子を振り返った。

 ビヨンセは、「私はデビューして今年で20年なのね」と伝え、「“自分を中心に時代が動く”って、ああいう瞬間なの」と語った。「コーチェラでみんなが“時代を動かしてる”って思った時に、自分がデビューしてワーっと急に自分の曲が売れた時が、ああいう時間だった」と重ねた。

「なんかめまぐるして、訳が分からなくて……。もう心と体もワーってなって、見失うんだけど1つのことに向かっている。久しぶりに(感じた)。最近あんまり(そういう感覚を)感じなかった」と、当時の状況を思い返た。「“うわっ”と、時代や時空がゆがむくらい、ルセラのコーチェラを見て(自分のデビュー時を)感じていた」と伝えた。
 さらにビヨンセは「物事の良い悪いも同時にやって来る。それが売れるってこと」と説明。「良いことだけ言われている時は売れないし、悪いことだけ言われていても売れない。同時に同じように上がってきた時は動く。それを目の当たりにして、『すげぇ!』『かっけえぇ!』みたいな、それを味わえたこともすっごい貴重だった」と語った。