2024年3月14日、韓国・JTBCは「“生活の質”を評価する際に活用される国連の人間開発指数(HDI)で韓国が世界19位を記録し、日米を上回った」と伝えた。

記事によると、国連傘下の国連開発計画(UNDP)が13日(現地時間)に公開した報告書で、韓国のHDIは0.929(2022年基準)だった。調査対象193カ国・地域のうち19位で、前年(20位)より1ランクアップした。

HDIはUNDPが1991年から毎年発表している指数で、期待寿命、期待教育年数、平均教育年数、1人当たりの国民所得(GNI)の4つの指標を基に国民の生活の質を測定するもの。韓国の22年の期待寿命は84年、期待教育年数と平均教育年数はそれぞれ16.5年、12.6年だった。1人当たりGNIは購買力平価(PPP)基準で4万6026ドル(約683万円)と評価されたという。

今回の調査で1位を記録したのはスイス(0.967)で、2位以下にはノルウェー(0.966)、アイスランド(0.959)、香港(0.956)、デンマーク(0.952)、スウェーデン(0.952)が続いた。

米国(0.927)は20位、日本(0.920)は前年より2ランクダウンで24位、中国(0.788)は前年より1ランクダウンで75位。最下位の193位はソマリア(0.380)だったという。