韓国での反発はどれほどのものか、コミュニティーサイトを確認してみた。実際のところ、IZ*ONEのファンは、概ね”活動継続”を支持しているように見受けられる。もちろん、ファンではない人々は、スポーツ・トゥデイが報じたように、解散を要求している声が大半である。

スポーツ・トゥデイは、CN ENMがIZ*ONEの活動強行に踏み込んだ”本心”についても、”お金だ”と決め付ける。

「”お金”を除いた別の理由は、理解できない部分だ。実際、IZ*ONEは”順位操作グループ”という烙印が押された後も、ファンの強い支持を追い風に、CJ ENMに収益を与えていた。今年2月に発売した、最初のフルアルバム『BLOOM*IZ』は48万枚、6月に発売した3枚目のミニアルバム『Oneiric Diary』は55万枚を売り上げた。大衆からの非難も耐えられるくらいの”甘い結果”だった」

以前、Danmeeでも取り上げたが、IZ*ONEは韓国国内で担保されている”高い収益性”に加え、音楽市場世界2位のマーケットを持つ日本で、高い知名度と商品性を持ち合わせている。

スポーツ・トゥデイは、”順位操作”というモラルの低さで批判を受けているCJ ENMが、世間から”拝金主義”と後ろ指さされると警告しながら、記事を締めくくっている。

「残念ながら、IZ*ONEの活動継続を支援しながら、被害者の傷を癒すことはできない。”とうとう最後までお金は捨てられなかったのか”という、大衆の厳しい非難が殺到している」