ただ、商業的なことを考えると、アジアで大きな市場は中国ぐらいしか無いので、それ以外のアジア市場へ
出ていく合理的な理由が乏しい。日本国内に注力するほうが、収益の最大化が期待できる。
JPOP・KPOPがアジア市場へ出ていくモチベーションの環境条件は、同じではない。

ただし、中長期的には、アジア太平洋地域の新興国がどんどん成長していくので、その市場でシェアを
狙っていった方が、後々主導権を握りやすくなる。

これは、サムスンが日本の家電業界のシェアを奪った構造と非常に似てる。

短期的には収益が上がらなくても、アジアの新興国でシェアを獲得していく戦略が必要だ。