「BLACKPINK」が今夏日本デビュー!武道館でお披露目ライブ

2017年5月17日5時0分 スポーツ報知

 韓国で人気上昇中の4人組ガールズグループ「BLACKPINK(ブラックピンク)」が今夏に日本デビューすることが16日、分かった。韓国の国民的グループ「BIGBANG」と同じ事務所に所属する“妹分”。
8月9日にミニアルバムを発売し、7月20日には東京・北の丸公園の日本武道館でお披露目ライブを行う。海外の女性グループがデビュー前に武道館公演を行うのは史上初の快挙。規格外の4人が日本でも旋風を巻き起こしそうだ。

 韓国の音楽チャートを席巻中の最強ガールズグループが、いよいよ日本に上陸する。
メインボーカルのROSE(ロゼ、20)は「メンバーみんなが練習生のときから夢見たことなので、本当に日本の活動を頑張っていきたいと思います。早く日本に行って皆さんと日本語でお話ししたいです!」と喜びを爆発させた。

 BIGBANGらと同じ「YGエンターテイメント」が世界各地で開催したオーディションに合格し、練習生として入所した平均年齢20・7歳の4人組。6年以上のトレーニングを重ね、昨年8月に韓国デビューするやいなや、一気にブレイクした。
デビュー曲の「WHISTLE」は14か国のiTunesチャートで1位、米ビルボードのワールドデジタルソング部門でも1位を達成するなど大ヒット。YouTubeの公式チャンネルの再生回数は6億6000万回にものぼっている。

 クールな「BLACK」と、キュートな「PINK」という二面性を持つグループ名が表すように、ラップやヒップホップの要素が詰め込まれた本格派の楽曲が持ち味。
デビューミニアルバムには韓国でもヒットした「BOOMBAYAH(ブンバヤ)」の日本語バージョンなどが収録される予定だ。

 練習生時代から日本語のレッスンを受けるなど、日本デビューを目指して下積みを重ねてきた。
ラップ・ボーカル担当のJENNIE(21)は「日本でもBLACKPINKの音楽が愛されたらうれしい。もっと頑張って活動して、良い曲をたくさん日本でもリリースしたい」と意欲をみせる。

 さらにデビュー直前には、初の武道館公演も決定した。海外の女性アーティストがデビュー前に武道館で単独公演を行うのは史上初(日本では広末涼子らが開催)。
4人は「初めての日本のステージが武道館ということでとても光栄です。ドキドキしていますが、皆さんにすてきなステージをお見せできるように頑張ります」と声をそろえた。