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チョーキング
初期ディープパープルの頃はスケールアウトすれすれの微妙なチョーキングに
よる音使いが多かったが、69年頃にはストレートなチョークに落ち着いており、
パフォーマンス的に2音に及ぶベントアップをたまにするくらい(ア・ライト・
イン・ザ・ブラックのソロ等)。
薬指に中指を添えたチョーキングが一番多く、人差し指1本のチョークダウンも
よく見られる。また低音弦でのチョークダウンも頻繁にプレイし、フレーズの
キメに持ってくることが多い。また第2期のパープルの頃はあらかじめベント
しておきピッキングと同時にチョークダウンさせたプレイや、いっぺんに2弦を
ベントするダブルチョークもよくみられた。
グリッサンド
スキャロプトフィンガーボードのためかあまり大胆なグリスは聴けない。
スタッカート
これも70年前半頃は彼の得意技だったが、80年中頃以降はハンマリングおよび
プリングを利用した速弾きが多用されるようになり、使用頻度は減っていく。
それでもまだ他のギタリストに比較するとスタッカート気味に聴こえるフレーズが
多くリッチー節の重要な要素である。
方法はピッキングすると同時にすぐピックで弾いた弦を押さえて音を切るだけだが
(遅いフレーズの場合は左指の運指を素早く離すだけの方法もある)、素早い
フレーズに連発して使用(少しだけハーモニクス的にピンピン