日本に依存するエンターテイメント社…、円安で停滞

エンターテインメントの株価が円安の最大の被害者であることが分かった。特にSMとYGエンターテインメントは
最近、株価の下落はもちろん、実績も予想より振るわない可能性が高まった。

SMの株価は先月17日、5万ウォンを超えたが、今月に入って約20%下落し3万9600ウォンで取引を終えた。
第1四半期の売上高は308億ウォン、営業利益82億ウォンの実績を挙げていると予測される。
これは、売上高は前年同期比19.9%増、営業利益は30.8%減少したものである。

YGエンターテインメントの株価も先月15日の9万ウォンまで値上がりしたが、最近6万ウォン台半ばで取引が行われている。

国内エンターテイメント企業は、日本に依存している構造を持っており、構造的に円安に脆弱である。
去る2012年基準では、SMの総売上高のうち海外売上高の割合は61%であり、海外売上高の80%が日本で発生している。

YGエンターテインメントも、サイの活動で日本売上の割合が低下したにも拘らず、海外売上で日本が占める割合が70%水準だという。

日本以外の地域でも韓流コンテンツの人気はあるが、著作権の問題でエンターテイメント企業が収益を出しにくい状況である。

大韓投資証券研究員は"韓流コンテンツの人気が高まる中、中国や東南アジアを中心に不法流通の恐れが高い"とし、
"中国の場合、音楽部門で流通された韓国コンテンツの94%が違法であり、タイで違法流通された韓流コンテンツは、
96.7%であった"と指摘した。

http://news.nate.com/view/20130527n26848