鰭脚類見分け方
【アシカ】・・・耳たぶがある。前脚(前の鰭)が発達しており、前脚を左右同時に動かし体を上下にくねらせて泳ぐ。
脚で上体を起こし、後脚を前に向け、主に前脚を使って陸上をぎこちないながらもかなりのスピードで上手に移動することができる。

【セイウチ】・・・耳の部分に穴が開いているだけ。長いキバがある。前脚と後脚を使い体を上下にくねらせて泳ぐ。
脚で上体を起こし、後脚を前に向け、主に前脚を使って陸上をぎこちないながらもかなりのスピードで上手に移動することができる。

【アザラシ】・・・耳の部分に穴が開いているだけ。後脚(後ろの鰭)が発達しており、腰を曲げながら左右の後脚を交互に動かし体を左右にくねらせて泳ぐ。
急いで泳ぐ時はアザラシも上下運動に変わる。(アザラシはより水中生活に適応した形態であり、より効率的に長い距離を泳ぐことができる。)
前脚で上体を起こすことがほとんどできず、後脚は後方に伸ばしたままで、陸上では前脚を補助的に使用するものの、全身の蠕動運動によって這って移動する。