>>310 >>311
画像からチョウセンイタチではないかと思います。

日本におけるチョウセンイタチの自然分布地域は対馬のみであるが、現在は西日本の九州と四国、中国地方、近畿地方、
そして東海地方にも生息し、本種の生息地域を侵食している。本節では外来種としてのチョウセンイタチについて説明する。
これらの地域に生息するチョウセンイタチは、1949年(昭和24年)頃に九州に侵入した個体が拡散したものと考えられているが、
太平洋戦争前に飼育していたという情報もある。1931年(昭和6年)9月の満州事変以後に国策として毛皮の生産が奨励されたため、毛皮目的で本種の養殖が行われていたので、チョウセンイタチも毛皮目的で養殖していた可能性はある。
チョウセンイタチの生息域拡大は、チョウセンイタチと本種との間の生存競争に本種が負けたためと推考される。
またこの研究では、チョウセンイタチは平野部など人の生活地域での生息が多く、山岳地帯の急斜面の地形がチョウセンイタチの侵出を
抑えているというデータが得られている。したがって山岳地帯が開発されて人が暮らしやすいように斜面の緩やかな地形になると、
それに合わせてチョウセンイタチの侵出もそこに及ぶと推考される。


ニホンイタチ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%81#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mustela_itatsi.JPG
成獣の大きさはオスとメスで異なり、オスはメスより大きい。体長は、オスが27-37 cm、メスが16-25 cm。尾長は、オスが12-16 cm、メスが7-9 cm。体重は、オスが290-650 g、メスが115-175 g。 毛色は個体により様々だが、躯体は茶褐色から黄褐色である。鼻筋周辺は暗褐色。尾の色は躯体とほぼ同色。


チョウセンイタチ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%81#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Mustela_sibirica_dd_winter_2002.jpg
頭胴長(体長)オス28 - 39センチメートル、メス25 - 30.5センチメートル。尾長オス15.5 - 21センチメートル、メス13.3 - 16.4センチメートル。体重オス650 - 820グラム、メス360 - 430グラム。尾長は、体長の50 %よりも長い。