RP:いつごろ、そのような心境に?
山田:11月下旬。(来季について)考え始めたのは、湘南のJ1昇格が見え始めた頃から。
来季、自分はどこのチームにいるのか、と漠然と考えていた。(本当に悩んだ期間は)
1週間から2週間弱。湘南で培った、湘南で育った身体で、もう一度、浦和でチャレンジしたい。
前の僕じゃないことを、浦和のサポーターに見せたい。また、湘南のサポーターには、
湘南で培ったものが、浦和でも通用することを証明したい。

RP:浦和レッズユース時代の監督で、現在、トップチームで指揮を執る堀孝史監督の存在が移籍の判断材料には?
山田:少なからず、ある。タイミングなどすべてのことで、浦和でチャレンジするのは今しかない、そう思った。
監督が堀さんになって、自分はJ2だったが1年間、試合に出させてもらって、自分のパフォーマンスも出せるようになっていた。
今、帰らないと、一生、浦和に戻れないと思った。そう思った時、ここでチャレンジしなければと……。
きれいごとではなく、絶対に後悔すると思ったので。