モノが分かっている人間が選ばれている分には、何の心配もしないんだけどな

無能だけど上にいる 無能だから上に付いて行くだけの下
そういう上も下も無能しかいない組織は、いずれ総崩れになるよ
自分達が何をやっているのかすら分かっていないのだから

【インタビュー】僕らの背中を追いかけてきてほしい。神谷 明から“まだ見ぬ後輩たち”に贈る言葉
http://news.livedoor.com/article/detail/15976916/

みなさんが見ているアニメや外国映画の吹き替えは、
自然に発せられたものではない“作られたセリフ”を、限られた時間のなかで発しています。

だからこそ、僕ら役者はどうしても“カタチに近い演技”をしてしまうことがあるんです。
それがもうずっとジレンマで、「もっと自然に芝居ができるように」と切磋琢磨しているわけで。

ただ、とても不本意ながら、そういった僕らにとって“不完全なもの”を見た新人声優たちが、
それを“完成形”と目指してしまうため、本来役者が目指すべき演技とはかけ離れたものになることがあるんです。

残念ながら僕は新人に現場で会うチャンスがほとんどないので、そういったことを伝えたいなと思っていてもなかなか難しい。
だからこそ、こういったお話をする場で、新人や声優を目指している人に“大事なこと”として伝えたいですね。