>>とまぁ、ここまでが大人が見る場合としての必要な伏線や手法について書きましたが…
じゃあ子ども向けとしてはどうなのか?と考えると、今度は「子どもに伝えるテーマは何?」という問題にぶつかったり。

>>というのも、子供たちはアニメを見ながら、主人公やその周囲に共感してそこから色々な事を学ぶとは思うのですが…
けものフレンズ2はストーリーの構成上、問題が起こったとしても主人公のキュルルが気持ちよく問題を解決する事はないのが問題な気はします。

>>けものフレンズ2では一貫して「キュルルがおもちゃ?を作って話題を反らして問題を有耶無耶にして絵を渡して終了」という手法が取られていて、
主人公の存在が「問題の先延ばし」しかしていないという微妙な立ち位置なんですよね…

>>それを見て子供たちが「キュルルちゃんすごーい!」ってなるかと言えば…僕は微妙な気がします。
見て感じるのは「サーバルやカラカル、動物のフレンズかわいい」くらいじゃないかなと。
だったらキュルルは要らないしそういうわいわいキャッキャのストーリーを作れば良かった気もします…

>>なので大人向けとしても子ども向けとしても、どっちつかずのシナリオ構成になってしまっていて、先程も言いましたが「シナリオの時点で失敗している」という印象しかないのが残念です…
再三言っていますが、「キャラはかわいい」から勿体無いんだ、本当に…

>>とまぁ、長々とけものフレンズ2の感想を書いてみましたけどこんな所でしょうか?
本当は伏線の件とかもっとありますけど、言い始めたらキリがないので特に気になった所だけ。

>>とある方が「シナリオライターの才能が枯渇している」「審査する側もそういうシナリオしか見ないから審査するの目も低下している」とはお話されていましたけど…多分、けものフレンズ2はその影響を受けちゃったんじゃないかなとは思いますね…
単純にGOサインを出した側の感性の問題だと思います…