マキア役・声優 石見舞菜香さんインタビュー

石見:事務所に入って3ヶ月目くらいのときに受けたオーディションだったので、スタジオで受けるオーディションに全然慣れていなかったんです。
だから、本当に緊張し過ぎて……。当時の日記を読み返すと、反省ばかりが書いてあるくらい、自信の無いオーディションではありました(笑)。
でも、ディレクションの時、音響監督さんがわざわざブースの中に入って来て下さって、すごく丁寧に説明してくださったんです。
そういった意味では、すごく緊張はしたのですが、安心感はありました。

石見:マネージャーさんから事務所に呼び出されて知りました。台本と一緒に「決まったよ」って教えてもらい、びっくりしました。
オーディションを受けて、その役に決まったのはマキアが初めてだったんです。
しかも、初めての主人公役でもあったので、もちろんすごく嬉しかったのですが、「主人公って、どうすれば良いんだろう」という不安もありました。

石見:台本を大事に抱えて帰り、急いで自分の部屋に入って読んでみました。
最初はお話全体を感じようと思って、自分のセリフなどはあまり意識をせず、物語全体を読んだのですが、号泣しました(笑)。
言葉では表せないような気持ちがいっぱい生まれて、涙が止まりませんでした。
こんなにも素晴らしい作品を私が壊してはいけないので、絶対に頑張らなきゃと思った事を覚えています。

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