賠償請求額は「現時点では想定できず」
 この後、質疑が行われた。
まず焦点となったのは「データ改ざんによる損失影響100億円」の中身だった。
記者から内訳を問う質問が相次いだ。
神戸製鋼の回答によると、100億円のうち、30億円がアルミ・銅事業での損失、残る70億円がそれ以外であり、多くが鉄鋼事業ということだった。