人の悪口を言う人は、他者から嫌われることに対して、恐怖心を抱いていることが多いです。

なぜかというと、人間という生き物は集団意識に属して生きていく本能が働いています。

そのため、グループに属することに執着したり、そのグループから外れてしまうと強い不安に襲われてしまいます。

よく上がる例として、学校のクラスでいじめが起こったとき、クラス全員で特定の生徒を集団で無視をしたり、悪口を言ったりするといった事件がありますよね。

これは、人の仲間意識の本能が歪んで働いていてしまっていると言って良いでしょう。

本当は人の悪口なんて言いたくない、いじめなんていけないことだ、と頭では分かっていても、集団からはみ出てしまうことへの強い不安感と恐怖心に負けてしまっているのです。