無理だろう。このレベルの元アル依に酒(目の前に置かれた現物)と「飲もう」と促す周囲の声を振り切るような意志力を求めるのは酷
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見方を変えれば一人交換日記2巻は通して読めば傑作かもしれない
終始一貫してアルコールとの戦いだったんだよな

初対面のネット友達と会った際、「少しでも心を開く為に、自分だけ酒を(かなりの勢いで)飲む」(15話)
正月おばあちゃんの家に行く際に電車内で飲む(16話。明確に描かれてはいないがツイッターで缶チューハイ飲んでたと言っていた)
ネーム中、「現実の角を取って心をマイルドにするために「延々と」酒を飲む」(19話)
酒を飲みすぎて「全身びしょびしょになる程の」おねしょをしてしまう(19話)
実家に帰って部屋にこもって毎日「悪い冗談みたいに大量の」アルコールを飲む(19話)
30歳お誕生パーティー(出席者 カビ/両親/祖父母)で全肯定されたので嬉しくて飲む(20話)
連日飲みすぎて一晩に何度もおねしょをする(21話)
「酒を止めるから」と宣言して入院をドタキャンするが3日目でさびしくなったので飲む(21話)

んで、22話からの心療内科病棟編で何度か飲もうとするもどうにか堪えて2週間弱の禁酒に成功。
晴れ晴れした気持ちで家に帰ると御馳走を作って待っていた優しい両親。開口一番「さあ退院祝いのスパークリングワインだ」。
視点を変えれば現代社会の色んな家庭依存問題を孕んだ大作だと思う。