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【ひきこもり】というのは“状態像”なので、行政の制度のはざまに置かれてしまうのが今の大きな問題です

ひきこもりに特化した支援窓口は自治体にほとんどないため、当事者や家族はどこに相談すればいいのか見えづらく、悩みを打ち明けにくい

そして勇気をだして相談しても、組織が縦割りで必要な支援につながりにくかったり、窓口の人が対応を把握していなかったりする

一方で、本人だけでなく家族全体が孤立しているため、社会からも見えづらいという問題があります。この2つの『見えづらさ』が、ひきこもりを長期化させている要因にもなっています

そうして次第に家族は諦め、当事者からは生きる意欲が失われて、絶望して『緩やかな死』へと向かっていく

ひきこもりは、つながることのできない社会に【ひきこもらされている】というのが実態なのではないでしょうか