>>732
 日本列島は陸地面積では世界の400分の1ですが、マグニチュード6以上の地震
の2割は、日本およびその周辺で発生しています。活火山の1割近くが日本に存在、
日本は群を抜いた地震多発国と言えるでしょう。
 明治以降、死者・行方不明者を合わせて100人を超える地震は20回以上も発生
しています。平均7年に一度、この規模の大地震が発生していることになります。

 最も被害が大きかった関東大震災(1923年9月1日)は、死者・行方不明者が
10万5385人、全倒壊・全焼失家屋の数は29万3387戸にのぼります。

 それに続くのが東日本大震災です。マグニチュードは「9」です。
1900年以降に世界で発生した地震の中でも4番目に大きな超巨大地震となり、
2万1781戸が倒壊・焼失しました。阪神・淡路大震災は明治以降では5番目の
被害規模となります(倒壊・焼失は10万4906戸)。