これは私に男性を紹介して欲しいと頼んでくる人たちを観察して感じたことですけど、
容姿や人間性に問題のある人や、自分が中途半端に条件が悪い人って人を否定して落とすような発言をする癖がありますね。

自分の条件が良くない(特に容姿・年齢等)のは自覚しているので、常に防御意識が働いていることの表れだと思うのですが、
人の難点を探して笑いものにしたがる傾向がありますね。

人を馬鹿にしたり、審査したり見下ろしたりする視点と姿勢を固持し続けることで
自分の地位をいくらかでも上げてくれるって感じているのかも知れません。

でも、こんな癖があると、本当はそんなに嫌でない相手でも、
つい「〜はありえない」って言ってしまう。それって一旦口に出すと取り返しが付かない種類の発言。

友人たちに「平均収入すらを確保できない男はありえない」なんて言ってしまったら、
友人たちの手前、平均収入以下の相手とは結婚できなくなる。

本当はある時点で妥協の必要性を感じても、仮に友人たちに言っていなくても以前の自分の審査姿勢の発言を覆すと、
今までの自分の背伸びしていた人生や、価値があると信じようとして守りぬいて来たつもりの価値観を
失ってしまう恐怖感があるようです。

こんなところから、自分を「結婚したがらない女性」に持っていってしまっている人が多いんですね。
実際、中途半端に条件が悪い人に“お似合いの相手”を紹介して上手くいく割合は、
条件が良い人と条件が極端に悪い人に“お似合いの相手”を紹介して上手くいく割合より圧倒的に低いんですよ。