ちょっと前には杉並の小学校で天窓を突き破って小学生が落下死、
それ以外にもここ最近、鬼ごっこや休み時間中の遊びで
小中学生が転落死すると言うニュースをよく耳にする。

今と昔とでは、子供の事故死事件の取り上げる頻度も違うのかもしれないが、
それにしても今の子供は転落等の事故が多いような気がする。

俺は32だが、俺がガキの頃も、
・地元の駅ビルの屋上のフェンスの外のヘリ(幅1mくらい)(高さ25mくらい)

・学校の屋上のヘリ(高さ12mくらい)

駆け抜ける という極めて危険な遊びというか度胸試しみたいな事を
している友達が結構居た。

俺自身は高所恐怖症なので当然そんな遊びはせんかったけど、
それでも俺の周り(他の地区に住んでる友達も似たような遊びをやはりやっていた奴が多かった)では
ひとつも 転落死 などという事故は起きた記憶が無い。

俺自身も走り抜けた事はなかったが、友達が遊んでる駅ビルの屋上のヘリから下を
覗き込んで「こりゃ確実に死ぬな」と当然認識してたし、その横を走って遊んでいる友達も
「落ちたら死ぬから気をつけろ」と声を掛け合いながら遊んでいた。

まあ今振り返っても本気で危ない遊びであった事は間違いないのだが、
皆「落ちたら死ぬ」「気をつける」は徹底していた様に思う。

昨今の子供は、あまりにも身の回りにゲームなどのバーチャルな遊びが発達してしまい、
自分自身の「死」自分自身に起こりうる「危険」を正確に「認識する」能力が衰退してしまっているのではなかろうか。