本当にちょっとした話

私が小学生の頃何かと関わりがあった男の子がいました。A君とします。

A君とはめちゃくちゃ仲良し!とかでもなかったです。
私は割と男勝りな性格で男の子も混ざったドッジボールなんかに参加していて、その男の子の集団にいたのがA君でした。
彼はあまり明るくはない男の子でした。

小学校を卒業すると私は公立中学校に、A君は私立中学校に進学し、そこから連絡を取ることもありませんでした。

そして高校生になったある日、私が部活に行くために歩いていると見覚えのある背中が見えました。A君でした。
私が「Aじゃん!」と声をかけるとA君はびっくりすると同時に少しおどおどしてました。
小学校以来だったので覚えてないのか?と思って「あ、もしかして覚えてない?」と聞くとA君は「わかるよ、〇〇(私)でしょ?」と答えました。
私「久しぶりだねー!」
A「そうだね」
私「元気してんの?」
A「うん、まあね」
私「そっか!じゃあ私部活あるから!じゃあね!」
A「じゃあね」
本当にこれだけしか会話はせずA君と別れました。

長いので切ります。