福島の原発事故をめぐって
いくつか学び考えたこと
著者山本義隆

税金をもちいた多額の交付金によって地方議会を切り崩し、
地方自治体を財政的に原発に反対できない状態に追いやり、
優遇されている電力会社は、他の企業では考えられないような
潤沢な宣伝費用を投入することで大マスコミを抱き込み、
頻繁に生じている小規模な事故や不具合の発覚を隠蔽して
安全宣言を繰りかえし、寄付講座という形でのボス教授の支配
の続く大学研究室をまるごと買収し、こうして、地元やマスコミ
や学界から批判者を排除し翼賛体制を作りあげていったやり方は、
原発ファシズムともいうべき様相を呈している〉

http://www.msz.co.jp/book/detail/07644.html