リンダリンダリンダ とか
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そろそろ古典と言ってもいいくらいの年月が経った
今世紀とか平成とかを代表する青春映画の金字塔。
主演のペ・ドゥナは、
世界で高く評価されたパラサイトの監督ポン・ジュノの『ほえる犬は噛まない』
に出演。それを見た山下敦弘監督が、ヒロインに抜擢。 スレタイに「とか」が付いてるのは
初期の山下映画なども語りましょうっていうニュアンス ベースの関根史織は、ホントにベース奏者で
椎名林檎と櫻井敦司がMステで共演したときに
参加してました。 初期ってのは、まあ、『どんてん生活』『ばかのハコ舟』『リアリズムの宿』あたりまで。要するにリンダリンダリンダより前。 前橋と高崎で撮影。前者に住んでいた俺は、地元のニュースか新聞で
ペドゥナ主演の映画を地元で撮るということを知った。
『ほえる犬は噛まない』をレンタルで見て気に入ってペドゥナにも関心が
あった俺は、しかしこの映画の設定、
文化祭で女子高生がブルーハーツを演奏するという設定に
何の興味も持てず、2006年になってもレンタルすらしなかった。
映画芸術ベストテンで本作品がトップになって表紙を飾っていたのを
図書館で見て、レンタルしてみた。監督中心主義的な映画批評に懐疑的
だった俺が、この監督は誰?と気になってしまった。役者もいいけど
物事を見る視点が良かったので、これは監督の映画だと思った。 スタジオQだっけ?松本隆と山下敦弘の対談で、山奥にスタジオがあるとか、ロケハンで駅前の今風のスタジオともう一つあんまりお奨めできませんがと言われて紹介されたが感激したとかいうスタジオ。自分はあのへんに住んでました。 ロケ地巡りで
おお!ここが香椎由宇が歩いた道か!なんて
路面に頬擦りしたりして
もちろん嘘www その松本隆との対談で
是枝監督と松本は知り合いで、是枝はあんまり人を誉めないが
山下のことは誉めてたと松本が言っていた。
その後、空気人形でペドゥナを抜擢してたが、『そして父になる』でも
前橋をロケ地にしてた。 芝崎高校の校舎としてロケ地になったのは前橋工業高校跡地 懐いなもう15年か
結局山下のピークはリンダ×3と天然コケッコーだったな >>18
それ以降はどう思う?『マイバックページ』『味園ユニバース』あたりは
けっこう好きなんだけど。『ハードコア』は本人入魂のきかくらぢ ハードコアは山下本人入魂の企画らしいんだけど、いまいち。
あれは、松田龍平&翔太でやる予定だったんじゃないかと睨んでる。
『ぼくのおじさん』『オーバーフェンス』に両者が出てたし
最初、翔太は元ヤクザの役と報じられたのだが、元リーマン役になった。
たぶん、ハードコアで佐藤健のやったエリート・リーマンをやるための
予行演習だったんじゃないか 荒川良々と山下との対談で
山下が、ある兄弟で企画を練っていたと言ったら
荒川が、中川家ですか?wと冗談ぽく訊いていた ポンジュノは最初からエンターテイメントしてた。
山下は良質な学生映画的という感じ。
クドカンは、山下とキャラかぶるというか、永瀬と浅野忠信みたいな
会わせちゃいけないコンビと思っていたけど、『ぼくのおじさん』に
クドカンが出て、『いだてん』に山下が出た。クドカンの脚本を山下が撮れば
エンタメ的な要素とインディーズ的な要素が上手く融合するんじゃないか >山下は良質な学生映画的という感じ
なんか重言ぽい
山下は良質な学生映画という感じ 初期の山下映画はカメラマンの近藤龍人の手柄がけっこうあるな。
ベルトリッチにとってのストラーロ?みたいな?
リンダリンダリンダは撮影監督は他の人で近藤は第二班みたいなとこに
いたようだけどね リンダ×3の時のカメラは池内義浩
山下のコメンタリーでも構図撮りは池内さん任せのシーンが多々あるとか言ってたな
ラストの無人の校舎シーン、ドア越しのパーランマウムの練習シーン、4人が並んで土手を歩くシーン >ドア越しのパーランマウムの練習シーン
あの構図いいよね。
ペドゥナのパフォーマンスもいい。 >>19
「マイ・バック・ページ」は観たけど、面白くは無かったな
正直何故あんなの撮ったのか意味不明
山下自身あの世代じゃないし、作品もエンタメ性、芸術性も無ければ、社会派性、ドキュメンタリー性も中途半端
折角リンダ×3、天コケでそれなりに名を売ったのに
「ハードコア」と「味園ユニバース」は未見 >>30
いちおう青春映画の旗手みたいな感じだったから、それで仕事が回ってきたのかな。あの題材なら熊切のほうが向いてたかな。 安保条約の改定という具体的な問題があった安保闘争に比べると
全共闘のほうは革命ごっこ的なイメージ。
その辺が、初期の山本浩司三部作の、空洞っぽい青春に近い。 >>31
オレの場合、元々はカウリスマキが好きで、当時日本のカウリスマキって呼ばれてた山下を知ったんだけど
山下ってオフビート映画は面白いの撮るけど(リンダ×3、天コケも青春モノのオフビートやし)
硬い社会派ぽいのは得意じゃないと思うわ 学生運動って、意外と題材とされてない気がする。
で、全共闘のほうは、やっぱ、ああいう方向性(革命ごっこ)になるだろうな。
「本物になりたい」という台詞があった。
松山ケンイチに、『キング・オブ・コメディ』『誘う女』を参考にするように
監督は言ったそうだ。 自分も、学生運動の映画のストーリーを考えたことがあt 自分も学生運動の映画のストーリーを考えたことがあるけど
大島渚の『日本春歌考』みたいな感じで、地方から上京してきた三人組の学生が
訳も分からず運動に参加して、鉄砲玉みたいにされて、命からがら、運動を離脱して
普通のオッサンに成ってから当時を回想して
「あれ?何のために闘ってたんだっけ?」みたいに
頭が真っ白になる、みたいなオチ 日本春歌考の受験生?大学生?たちは
前橋出身
リンダリンダリンダの芝崎高校のロケ地は前橋工業高校。
↑の大学生の名は、糸井がいいなw 松山ケンイチともう一人誰だっけ頭にタオル巻いてたの
その後売れたよね。後者は問題起こして、出なくなったようだが リアリズムの宿
尾野真千子が印象的。このあと、売れる。 誰それ。英語の得意なスネークマンじゃないだろうし、『総理と呼ばないで』で、ヤクザとパイプのある秘書を演じた役者でもないし。 分かった
こいつの耳見て、産毛すげえ
すごくねえよ
のイケメンか。前田亜季が告白した。 マイバックページの忽那汐里はその後
スモークで有名な中国系アメリカ人監督ウェインワンと
我らが?ビートたけしの『女が何たら』に出たりして
まあ売れてるな >>43
彼なんかももうアラフォーくらいになってるんだろうね。ショック 山下ファミリー?のもう一人の山本さん
山本剛史のほうは、その後、杉野希妃が出演・製作する映画とか
ディアーディアーとかで、山下映画と違う、二枚目っぽい役もやってるね。
芥川賞取った「コンビニ人間」のヒロインの家に居候する白羽さんは
コミカルな時の山本剛史がピッタリだったと思う。もう、年齢的にずれてきたが。 ばかのハコ船に出てた
ベロニカ役の女優さん、ちょっと大塚寧々に似てたね
細江祐子さんという名だっけ? 木村カエラがキャスティングされてたらしいね。
あと、小嶺麗奈にスペシャルサンクスがあったが
もしかして‥‥ その後、ミュージシャンとして大物になったのは湯川潮音。
まあお父さんがもともと有名ミュージシャンでいわゆる二世だけどね。 風来坊歌ってたね。
萌っていう役名は、あの頃まだネットやってないスタッフもいたろうから
ハマりすぎてヤバいと後悔したろうなー。
萌えっぽくないリアルでクールな女子高生たちって感じがあの映画の良さだったんだけど。 萌無しでアレやるとか考えられないよ
って台詞があったな
萌え無しでアレやるとか考えられないよ(アレ=女子高生が出る映画)
でも、リンダリンダリンダは萌え要素のない映画になりそうだった。
だからせめて萌という名の登場人物を一人入れといた? オダギリジョーとか松田兄弟とか蒼井優とか二階堂ふみあたりの
邦画代表俳優たちを出してるけど
浅野忠信、永瀬正敏あたりとは仕事したこと無いんじゃない 一応貼っとく
短編映画『ランブラーズ2』
https://aichionline.jp/project/10/
3/21には上映+トークもあるで 一応貼っとく
短編映画『ランブラーズ2』
https://aichionline.jp/project/10/
3/21には上映+トークもあるで ランブラーズって『リアリズムの宿』の英語題名だよね?
続編できたの?超楽しみ。まあ、短編映画のようだが…… 山下監督、やたら評論家ウケはよくて、キネ旬ベスト10の常連だったけど、
一方で客は入らない映画ばっかだったので、
そろそろまともに監督作品が撮れなくなってきたようだな。 >>64
前から短編は小まめに撮ってたよ。W山本を起用して。『不詳の人』『その男狂棒に突き』『我ら天下を取る』?とか。 >>65
天然コケッコーはそんなに良かったかな?俺はあまり好きでない。『どんてん』『ハコ船』『リア宿』『リンダ』の四作は鉄板。それ以降は、ムラがある、という感じかな。初期四作を超えるものはまだ撮ってない気がする。 上にも書いたが、山本剛史さんを
白羽さんにして『コンビニ人間』撮ってほしい。
ダメ男、ダメ人間を描く監督という世間のイメージにも沿っているし。 吉田恵輔なんかも、その路線に、参入してきたが、
山本剛史さんはやっぱり高校からの友人である山下監督が。
あと、ミニシアター系が好きなオシャレ族にもウケるという意味だと
山下のほうに軍配が上がる >>67
そうか、俺はリンダ×3と天コケか好きかな
まぁ確かに天コケはベタで山下ぽくは無いな、でも好き
次点でリア宿、どんてん
松ケ根、タマ子は観たけど印象薄いわ
マイ・バック・ページはつまらんし、山下ぽくない
ばかハコは未見、苦役列車は観よう観ようと思いながら何故か未見
結局俺もベタ好きなんだな 天コケはえらい少人数での修学旅行とか面白いんだけど、大人数の修学旅行との対比とか無いと分かりにくいんじゃないかな。岡田将生の東京での友人たちがブロックをプレゼントに渡して、岡田がそれを置いていこうとすると夏帆が持ち帰ろうとして、最後にブロックを崩して破片を渡すくだりは、都会人と田舎者、男と女の違いが見事に表現されていて、ウマイ!と唸ったが、おそらく原作にあるんじゃないかな。脚本家の渡辺あやは原作者くらもちふさこに原作に忠実に作る約束をしたらしいから ブロックのくだりは俺も巧いなと思ったわ、あの時の大沢は確かに格好いい
俺も原作は知らんのだけど、変に原作を弄ると作者以上にファンが怖いからね
原作にもあるんだろうか
天コケで一番のシーンは
夕暮れの田んぼのあぜで、そよと大沢が並んで座ってるシーン
大沢の学生服のボタン付けしながら二人で他愛のない話をしてる、何事もないあのシーンが秀逸だわ
あの頃の夏帆は問答無用に可愛かったな 確かHという雑誌だけど
渡辺あやが天コケを撮ったときの山下のことについて寄稿していて
脚本でのラストは卒業式があったんだけど、「ここ要りません」とバッサリ切られたと嘆いていた。
実際、中学生の夏帆が教室内部から黒板に別れの言葉を告げて
それを高校の制服の夏帆が覗いてるという時間経過でアッサリ
卒業を表現してしまった。
「子供をやめて大人になるんじゃない」「今日の日を思い出にはさせない」などと言う台詞があったリンダリンダリンダを撮った山下なら、卒業にあんまり
意味を持たせたくなかったんだろうな〜 ランブラーズ2
良かった。
近藤公園なんか出てたか?
近藤龍人は撮影してないが、エンドクレジットに名は出てた。
コンティーニュ・トゥ・サウスコリアってどういう意味?
韓国ロケの続編があるってこと? カジの部屋から出てくるVHSは、
ケビンクてんライン カジの部屋から出てくるVHSは、
『殺したいほどアイラブユー』だね。ケビンクラインの顔で分かった。
これ見たこと無いが 船木は大河ドラマの仕事なんかやってんの?
出世したな >>75
ランブラーズ3は韓国人監督たとえばポンジュノが撮るとか!? 坪井(長塚)が離婚したうんぬんは
向井のタナダユキとの破局のことか?
あれは、向井本人がモデルらしいから カジの旧友が近藤公園か
なんかメガネのイメージがあって
分からなかった 山本剛史は、貫禄出てきたな
和製ディーン・ストックウェルの趣があるよ と言っても、ストックウェルの映画ってそんなに観てないけどな 山下版リア宿は、音楽ともども家出娘がテーマだが、そうすると
ランブラーズ3は、
最後に出てくる韓国人娘が家出するのかな >最後に出てくる
ランブラーズ2の最後、という意味ね 山下監督と乃木坂46の『超能力研究部なんたら』って
DVD化されないの?
プライムは? BISHのことを知って
いろいろYouTubeで動画拾ってみたが
リンダリンダリンダのことをなんか思い出した。
ペドゥナがアイナジエンド、香椎由宇が千と千尋チッチかな アユニがソン(ペドゥナ)。道産子だからちょっと異人っぽいし。
チッチは萌が怪我したときにバンドから抜けた子。恵が近親憎悪を抱く相手。
アイナジエンドが香椎由宇。
モモカンは前田亜季が演じたドラム担当。(最初の練習後の、恵、恵、けーいー、ヒドイwのくだりと、ラジオでアイナの下ネタに、アイナ、アイナ、アーイーナーと制止するくだりの、言い方が似てた)
リンリンが萌。
ハシヤスメは女教師だな。日韓交流史の模造紙にライブの宣伝文句が殴り書きされてたのを、ポツンと取り残されて見てた人。まあ、単に外見の問題。 山下と交流があった今泉力哉監督が
モモカンと対談してるね。
そのモモカンが山下と交流があった乃木坂46をディスって炎上wwwww そうだ。山下は、BiSH主演でリンダリンダリンダの続編を撮ればいい。
リア宿も続編やったんだから。
必ずしも厳密な続きじゃなくてもいいわけで。気持ち的につながってればいい。
漱石の『三四郎』『それから』『門』みたいな、登場人物は変わってるけど
設定が、続編っぽい三部作みたいな感じで。
BiSHの事務所WACKの連中も、BiSH自身も
映画『リンダリンダリンダ』は観てそうだからなー。
モモカンは、矢口史靖監督が好きだという。 高校の時に文化祭目前に解体しそうだったが
異人っぽい転校生を迎え入れて、何とか演奏にこぎつけたガールズバンドが
加齢して
二十代になった。女教師は三十代。
そして、何らかの理由で再会。みたいな話。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています