オランダのビール会社で世界シェア第2位の「ハイネケン」は、全従業員の約1割に相当する8000名の人員削減を明らかにしました。

この施策に伴うリストラ費用として4億2000万ユーロ(約537億円)を計上する一方、3億5000万ユーロ(約447億円)の人件費削減効果を見込みます。

新型コロナウイルス感染症の影響による需要の急減などで、2020年12月期決算が2億400万ユーロ(約261億円)の最終赤字に転落するなど厳しい環境に陥っていることから、固定費の削減が急務と判断し今回の施策を決定したようです。