砂の器 Part.5
本編の終わりと、
ラヴェルのマメールロワ冒頭は似てる 蒲田操車場とシュトラウスの「ドン・キホーテ」の羊の群れも似てる >>544
久々にココ見たが、おまえまだいたのか。 三木の善意で二人は別れ、茨の道を歩み成功するも
宿命を完成つつあるところでまた三木の善意でぶち壊される悲劇 無名の劇団員で、映画デビューのタンコボがあんな位置に座ってたのはなぜ?
タンコボの回想によれば、遅れていちばん後に撮影現場にやって来た。
そしたら空いてる席が丹波の隣。「イヤですよ〜」
監督だかスタッフは「そこでいいんだ、早く座って!」 最近BSで黄金の日日放送してる、砂の器の出演者が4人くらいいる テレビ版白い巨塔の安西医師役の伊東辰夫がキャバレーの客役ということまではわかった 緒形拳は素晴らしい演技をしよる。
悪も善も演じよる。 映画版で亀田警察署署長役だった山谷初男が
仲代版では三成(亀嵩)警察署署長役だったわ 中居版を見返し始めたけど最初から三木の田舎者の独善ぶりが腹立って仕方ないわ
本名で活躍しろとか無理に決まってるだろ
才能ある人間が過去を隠して生きて何が悪いんだよ 原作にも紙吹雪で気づくみたいなアホなことが書いてあるのか
この時点で駄作決定 はっきり言って旅番組だな
当時の日本の風景が見れていいがw 感動シーンがコントにしか見えんわ
しかしひどい殺害動機だな
これを感動大作とか言ってるやつはアホやろw 矛盾だらけの展開
どこまでもクソな犯人
だらだらと見せられる陳腐な感動シーンとパクリ曲
日本の原風景が見れたのと丹波哲郎の演技だけはよかった
5点 やはり見所は緒形拳演じる三木謙一の極悪人ぶりだろう 丹波哲郎の上司役が七人の侍の五郎兵衛を演じた稲葉義男だと知ってビックリ。
すごく変わっちゃったんだねえ。配役を見るまで全く気付かなかった。 稲葉義男は良く通るいい声してるね
丹波哲郎も大きな声だけどそれに負けてないわ >>570
ザ・ガードマンを知ってる世代なら別に違和感はないけどね 70年代感や昭和感がいい感じ
今観るとみんな年齢より老けて見える 森田健作の影響で丼モノの食い方が下品になってしまった 砂の器 サウンドトラックよりピアノと管弦楽のための組曲「宿命」
2004年3月16日に日本でレビュー済み
はっきり言ってだまされました。現在放送中のTBSドラマ「砂の器」のサントラ版だと思い購入したのですが、曲が全く違います。というのはこのサントラ版は以前映画で放映された「砂の器」のサントラ版だったのです。購入時にはそれはわかりませんでした。わかっていれば買いませんでした。曲が同じであれば納得もしますが全くと言っていいほど違います。私は仲居くんがピアノで弾いている曲だと思ったので買ったのです。その曲が好きだから買ったのです。同じ砂の器のサントラで宿命という曲です。誰だって間違うのではないでしょうか?カスタマーレビューを見なかった私が悪いのでしょうか... >>580
森田程度が死んだからって、いちいち追悼映画なんてやらない 主要出演者でご存命の有名どころって、森健以外だと島田陽子、山口果林、松山省二ぐらいか。 >>584
その辺の人達はみんな役者としては終わってる。
一方、丹古母鬼馬二は貴重なバイプレーヤーとして今も現役バリバリ。 野村昭子も健在だな、95歳らしい
あと、島根のジープ運転してた若い警官役の加藤健一も そろそろ緒形直人をあの極悪人役にキャスティングしてリメイクしてもいい頃だな 中学の時、学校で(全校そろって)この映画を観に行ったな
島田のオッパイが登場したシーンでどよめきが起こったのを憶えている 「わたくし、千代吉さんと懇意にさせてもらった者ですが」って丹波の歳が離れすぎだろ 週刊現代だか週刊ポストだかで加藤嘉特集
「ヒデオ!!!三木謙一などという極悪人にカネを渡すんじゃない!」 原作だと三木はただ懐かしさだけで会いに行ったんだよね
しかし和賀は冷酷非情な男だから過去を知る三木を躊躇なく殺した
和賀の実父が生きてるてのも映画版での改変で
縄くくってでも連れてくって単に迷惑な人になってるのは可愛そうや トリスバーロンのジュークボックスに「かもねぎ音頭」ていうのが見えてたのでググってみたら渚ゆうこでホンマにそうゆう曲あってワロタ 伊勢の映画館で上映してる水前寺清子の映画がどうしても一度観てみたい 和賀は何年ぐらいの刑期だったんだろ
初犯でひとり殺したなら大したことないよね
出所してから千代吉に会いに行ったかな >>587
野村昭子さん亡くなった。95歳、ご冥福をお祈りします。 残りは
春田和秀
モリケン
島田洋子
春川ますみ
丹古母鬼馬二
くらいか…… 丹古母鬼馬二て画面によく映ってる割にセリフ一つもないよね https://tevye53.com/114-suna-no-utsuwa/
実は2人とも全くの下戸で、充分に出来あがった状態での本番で丹波は
「被害者三木のり平は〜」と喋る。この時の丹波の演技の凄まじさに誰も
カットをかけない。終盤にようやく、被害者は三木”謙一”だと監督が
気付いて撮影を止めたほどだったそう。 島田陽子、野村昭子の追悼作品として放送せえへんのか 島田陽子を偲んで電車の窓から布切れまいてみようかな 電車の窓って開けれるの?
汽車の窓は開けれたのは知ってるけど この事件て結局バー・ロンのホステスの大塚きみ子の「カメダ」って証言なければ時効になってたかもしれないんだよな この映画の肝は丹波哲郎の存在感だな
この人特有のパワハラ感を抑えた演技が素晴らしすぎる >>619
その通りですね
丹波さんと森田クンの凸凹コンビを超える存在はないな
なんでシリーズ化されなかったのかな レスアンカー先間違えちゃった
森田のキャラあってこそなのも間違いないとも思った バー、ロンの壁に飾ってあるいかがわしいポスターがきになる・・・ ロンのママさんや伊勢の旅館の女中が東北弁で喋ってたって証言してるのに、養子の息子が三木謙一が東北訛りで喋ってるのを頑なに否定してるのはおかしな話やな。 >>624
息子は出雲訛りと思い込んでたからじゃないのかな? 今から30年以上前、京都駅から松江方面に行く特急に乗ると
明らかに近畿北部と発音やアクセントが違う話声が聞こえたもんや
あれが出雲弁やったんか・・・ 警察本部、演奏会、回想、この3つを宿命に合わせて同時進行させるってのは誰の発想だったんだろう?脚本の橋本さん?監督の野村さん? 山陰線の特急まつかぜで島根へ向かうシーンで
大山の映る部分は島根から兵庫へ向かって走ってるよね、
逆方向ちゃうの 細かいw
しかし昭和の美しい(だけではない)風景の切り取り方も完璧ですね >>628
大山バックに右から左に進行してるもんなあ
山陰線下り特急なら日本海バックになってしまうから、絵面的に面白味がなかったか >>626
ワイは京都府北部住みなんだが、山陰線の特急でアクセントがおかしかったり
訛った喋りの人たちは兵庫県豊岡周辺の人たちやと思とった
それで仲間内では「豊岡っぺ」ってバカにしてたんやけど、
もしかしたら、あれは出雲地方の人やったんかも知れんな かまいたちの山内は出雲出身だけどズーズー弁をネタにしてるの見たことないね 勘違いしてる人がいるけど特急まつかぜは京都発で大阪で福知山線、福知山で山陰線に入るコースだったはず
原作では京都駅から山陰線の普通に乗って松江まで行ったと書かれてたね
途中、豊岡で昼食をとったとも書いてあった様な… >>633
原作が発表された頃はまだ新幹線開通してないから東京から京都まで東海道線普通で行ってるんだよね
東京から松江まで2日がかりってわけか >>628>>629
現在も特急まつかぜが走行してたら撮り鉄にはたまらん構図やろね
場所的には倉吉辺りで撮った感じがするけど、どこやろ 東北から帰る時の列車って特急だったの?食堂車あったし
でも一般座席は対面座りの普通車仕様だったしなあ
もしかして1970年代は特急でもあんな座席だったのだろうか?詳しい方おしえて Gyaoで八つ墓村見たけどいろいろ酷かった、こんなんだったけ?という印象
音楽と風景は相変わらず素晴らしかったけど >>639
https://foolontheweb.net/node/1382
詳しい方によると、東北から帰りの急行鳥海のシーンは違う車両で撮影してるみたいやね
一般車両のシーンは475系電車急行のボックスシートで撮影
食堂車は特急ひばりのサシ481とのこと お前が落としたのは
金の器かい?
銀の器かい?
砂の器かい? 2011年TVドラマ版砂の器見た。
吉村刑事視点で描かれてるのは別にいいんだが、
恋人役の中谷美紀演じる女性記者(この作品オリジナル)が次々重要なヒントを刑事に進言するのが
余りに現実離れした展開、よくこんな酷い脚本にしたもんだと見てて怒りしかわいてこなかったわ。
まだ2019年のジャニタレ版砂の器の方がましやったで。 1974年映画以降のTVドラマ化作品は全て映画の影響受けた内容になってるのがな
1962年版はおそらくオリジナルに忠実な感じがするが、どんな内容なんだろう
一度見てみたいものだが、映像のこってないのかな・・・ 中居版のはちょこっと観てたけどやっぱ、劇場版が凄すぎたから途中脱落した想い出
中居君は役者としてはキムタク以上だったのになぁ 今の時代こそ、地上波でやって欲しい映画だね
むしろやるべきだと思う そういうこと言うと、また例の三木叩きが復活してくるぞ 田中小実昌も「こんな馬鹿馬鹿しい映画はない」と砂の器を批判してた >>652
ポルノ作家風情が何を生意気にwww
てめえの作成物がゴミクズなのを棚に上げてよく言うわ。 原作読んで自分がイメージしたのに一番ピッタリきたのは
田中邦衛が演じた今西刑事かな
コツコツと地道に捜査進める姿が似合ってる 食堂車がなくなったのは車両火災事故があったからなんだよね?確か この作品撮影した頃の日交タクシーて黄色やったんやね
今でも黄色にしたらよく目立っていいのにと思うけど 「砂の器」は田中小実昌がこんなくだらない映画は他に観たことがないとボロクソに批判してたな
朝日新聞に載ってた有名人が自分の人生語る日経新聞の「私の履歴書」みたいな企画があって橋本忍も予定されてたけど連載始まる前に逝去してしまった
その後インタビューを集めた追悼文が載せられてそれによると橋本忍は映画のシナリオを何を書いても父親から絶対認められなかった
しかし「幻の湖」はお前にしては良かったと唯一褒められたそうな >>666
三木の息子が警視庁まで来て降りるシーンがある 始めの方の秋田のシーンで、今ではどこでも見る帰化植物セイタカアワダチソウが映ってるね
49年前の秋田に既に繁殖してたんだとビックリした そもそもマスコミによく取り上げられてる有名人ならスナックロンの人たちが気付いてるはず 本浦秀夫は今で言えば学校行かない中学生ユーチューバーみたいな感じか 巡礼の旅をして人間の宿命に関して発信してます
登録お願いします ブルーレイ買った。特典映像見たら本編にないシーンがあって面白かった。
被害者三木を発見するまでの状況とか和賀の婚約者と愛人がすれ違う場面とか。
音楽も宿命じゃなくクラシックを使ってたりして、何か意外な感じやった。 特報映像じゃね
クラブでのシーン、吉村刑事が中央線に乗っていたか確認しただけで高木理恵子は行方をくらましたけど、
たぶん元々は和賀が婚約者の田所佐知子と来店したのを見て姿を消すっていう展開だったんじゃなかろか
まあ女同士の感情のバトルを入れるよりもスッキリとストーリー進行させるためにカットしたのかな 島田陽子てこの映画公開された1974年はTVでわれら青春の杉田先生役で出演してたんやね
ほんま人気女優さんやったのに晩年は何であんな・・・すべて内田のせいやな >>676
一瞬被害者三木の顔が映るけれども、緒形拳じゃなく加藤嘉に見える 捜査会議で配られる資料が青ヤキてのが時代感じる
今の若い子はガリ版アオ焼きって知らんのだろうなあ
ワイの小中学校の頃の配布物はみんなこれやったわ 茶店の内装とか部屋のインテリアとかが70年代的
でも今観るとでいい感じやなと思う 丹波哲郎演じる今西刑事は最初から最後までずーっと同じネクタイやな
黒とグレーで四角の模様のやつ ネクタイは森健も稲葉義男も丹古母鬼馬二も通して同じネクタイしてるよ、決まった衣装だったんだろな 夏純子のBCG跡が気になる
自分にもあるんだけどさ 夏純子はホステス役とかのイメージやけど、子供向け番組にも色々出演してるよね 和賀君に感じた事。あなたが辛かったのは分かるけど高木さんとセックスをしないかしっかり避妊しろよな、と。 三木さんの、しつこい位の親切心と正義感は張った障害のある人たったのかと。 >>693
あるよ〜
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/国立国語研究所
設立は1948年
前は品川区にあって(今は立川)たまに一般市民向けの講座開いたりしてた 宅八郎がテレビで自分を虐めた小峰なんとかというコラムニストに対して、
復讐と称して、その出自を暴き続けてそれを雑誌『噂の真相』に連載していた。
連載のサブタイトルは「噂の真相版 砂の器」。 WOWOWで録画してた奴を昨日初めて見たんだけど、まさかこんなに感動する映画だとは思わなかった。宿命を背景に親子で笑いながらお粥食べるシーンとか、「こんな人、知らね」とかされたら涙が止まりませんよ!!!
これ普通に有名なんだろうけど、『誰もが知ってる』ぐらいになっても全然不思議じゃないわ 偶然だな
オレも昨日初めて見た
たぶんみんなもそうだよ 今じゃあライ病者の扱いで地上波放送難しいのかな
ベンハーも地上波放送難しいって聞くからなあ・・・ 1970年当時の大阪駅見れるのは貴重
小さい駅舎に前にはかなり広い駐車場スペースがあったんだねえ
今からは想像できないショボさだ
阪急百貨店は今と変わらん感じやな 昭和54(1979)年12月15日開業 北ビル
昭和58(1983)年 4月25日開業 アクティ大阪
映画に出てくる大阪駅は昭和15(1940)年6月1日開業した3代目大阪駅ですね
自分はブルーレイで見直して初めて大阪駅だったんだと気付きました >>701
大阪駅は大阪大空襲で焼けなかったんやな
福島区辺りは火の海だったと聞くが… 梅田辺りは奇跡的に被害が少なかったと聞いたことがある
難波辺りは焼け野原になって映画にあるように役所も法務局も焼けてしまって
本籍再生手続きにて本浦秀夫は和賀英良になりすますことができたわけやね 梅田の辺りは焦土と化し朝鮮人の不法占拠による闇市が立ってて
それをブルドーザーで強制排除した吉本晴彦 戦後の混乱期がなけりゃ成立しない話
令和では無理だね アメリカだと犯罪者が他州に行って別人に成りすますって話がよくあるけどね
まあマスコミによく取り上げられる有名人になったら難しいだろうなあ 厄介な外国人がコミュニティを作ってる今
いくらでも成りすましとかあると思うよ
現に健康保険証の使い回しなどは当たり前中の当たり前らしい >>708それだ!
次に砂の器をリメイクする時は主人公を日本でのし上がろうとしてる外国人移住者にすればいい
内乱、貧困、飢いくらでなど悲惨な過去の境遇はいくらでも設定できる さてそろそろ三木謙一の悪行所業を列挙することにしようか 宿命とは. この世に生まれて来たことと、 生きているということである 伊勢から上京して何故、蒲田で待ち合わせたのか?
じっくり話をするなら、なんでホステスなんかいるバーに入店したのか?
どうやって操車場に進入したのか。二人でフェンスを乗り越えたのか?
殺人に至る前の二人の会話・感情がまったく不明。
殺人を決意するまでの心の葛藤に触れないのはなぜ? 「鬼の筆〜戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折」発売日2023年11月25日 出版社文藝春秋
12年をかけた500ページ弱の超大作
当人への計20時間のインタビューと、没後に発見された門外不出の創作ノートから、数々の新事実が掘り出されています。
・「複眼の映像」で書かれなかった黒澤明との葛藤
・「真昼の暗黒」「私は貝になりたい」「切腹」「仇討」「上意討ち」「侍」「日本のいちばん長い日」「人斬り」「人間革命」「八つ墓村」等の執筆秘話
・「砂の器」「八甲田山」製作の全貌
・シナノ企画(創価学会)との関係性
・「幻の湖」製作&撮影の詳細
・あるヨーロッパの巨匠との合作の頓挫
・壮絶すぎる晩年の執筆風景
刊行記念のイベントも数多く企画中!お楽しみに >>713
和賀の愛人のアパートが蒲田に近かった。愛人が倒れる踏切は池上線か目蒲線。
三木が上京した時間が夕方くらいで連絡取って出会うのが夜。
原作では照明が薄暗いバーで顔がわかりにくい。ホステスがそれを証言。
原作の昭和35年くらいは、操作場にはフェンスなどない。
二人の会話・感情・心の葛藤などは、原作や映画の中の行間で容易に読み取れますね。 通常なら職権で管轄地より立ち去らせるのが常套手段───
例の白装束を己の領地から追い出してたのは、田中康汚。 助監督で付いたのが野村芳太郎だった。
『醜聞』の方は会社から付けと言われて付いたのだが、『白痴』の時は黒澤直々の指名だった。その『白痴』の仕上げが長くなり、切る切らないで揉めて沸騰している黒澤の元に橋本忍は結局頓挫した『棺桶丸の船長』の打ち合わせに現れた。
黒澤は橋本に「松竹ではいいことはなにもなかった」と話し出し、しかし日本一の助監督がいると言う。もちろん野村のことだったのだが、そこに当の本人がやって来た。当時の松竹の社長、城戸四郎の意を伝えるためだった。
黒澤は早速、ふたりを引き合わせ、双方の生まれた年を訊いた。野村は大正8年で、橋本は大正7年だった。黒澤は言った。
「これから君たちの時代だ。ふたりとも仲良く、一緒に仕事をしろよな!」
その最初の機会はしかし、『張込み』ではなかった。それは『糞尿譚』(57年)という鼻を摘む社会派コメディで、最後に伴淳三郎が糞尿をぶちまけて終わる。評価する人もあったが、橋本は気に入らなかった。
というのも「ところどころをネズミが齧ったように脚本を直して」いたからで、野村とはこれっきりと思ったが黒澤の言葉が脳内を過ぎり、もう1本様子を見ようと思った。そしてそのもう1本が『張込み』だったのだ
当時の野村は若いのにすでに職人で、あるいは職人のまま終わるかと思われた。だが野村の助監督だった山田洋次によると、『張込み』では簡単に会社の方針と妥協しないという覚悟を感じたという。
それは撮影方法に如実に現れていた。野村はリアルな夏の暑さを出すために空が少しでも曇っていたら一切、
撮影をしなかった。おまけに午後1時という設定なら、大船撮影所のオープンセットでもその時刻でないと撮影しなかったというから徹底している。まるで黒澤明のようだ。
そんなわけで撮影は大幅に遅れる。2週間の撮影予定が2ヶ月経っても終わらず、製作部長が説得に来たが野村は喧嘩して粘った。お陰で11月の封切りだったのだが1月に延びた 砂の器は出雲地方は東北と同じズーズー弁というトリックで土地の人たちはズーズー弁でちゃんと話しているのに笠智衆だけいつもと同じ熊本弁で話してる 女房が殺人犯の元官房長官自民党議員
砂の器のメロディーが
チャララチャララララ〜♪