この映画の後、業界では外人女は前張りを付けず、撮影中はアソコが見放題との
噂で持ちきりとなり、あくまでも芸術の為と称して、
増村保造の「エデンの園」、ケンゾーの「夢・夢のあと」、
寺山修司の「上海異人娼館 チャイナ・ドール」と、
次々に外人女のヌードを売りにした映画が封切られたっけ。
もちろんアソコが映ってるシーンはそのまま使えないので、ほとんどカットされ、
ストーリー上必要な場面はボカシが掛かっているから、劇場で観られる本編は、
面白くもなんともない代物だった。
たっぷり撮影した大事なフィルムは、出資したプロデューサーやスタッフが
自分達で楽しむ為に別途に編集し、持ち帰ったそうだ。