むかし水野が何かの談話で「ウチで映画の勉強してる若いのがいまヒッチコックとか
観てね、『面白い』って言うんだね」「やはり今の若いのにも通じるんだね」とか言ってたけど、
この「若いの」ってやはりぼんちゃんのことだったのかな? それとも占野とかあの辺かね?

ウイズダムは実は都内のプレイガイドへの映画前売券の配券業務を押さえてて、それが
手堅かったと聞いたことがある。この種の配券は配給会社には割と面倒な雑用で重宝されたとか。
そういう業界のスキマ利権を実はガッチリと掴んでたわけ。

まあ昔のTV解説時代の「タレント」だわな、、いまwikipediaで経歴を再確認したが、
業界に入り込めたのは結局は淀川さんとのコネが大きかったのかな?
(映画業界は実態は狭い世界で素人が入り込むのは意外と難しい)
そこからは宣伝マン・傍らで批評家⇒TVタレントとトントン拍子か、、
実はインタビュアーとしての顔もあって、古い女優さんは意外と水野さんを信用していた。
有名な女優さん(淡島千景、草笛光子など)が水野さんの映画に付き合っているのはそのため。

かつて若き映画青年・水野晴郎が映画(界)に抱いた夢もこうして弟子がセコい詐欺を働く事で
名実ともに終焉となったわけか、、いや〜映画って本当に素晴らしいもんですね(しろめ