原節子をおおいに語ろう Part6 [無断転載禁止]©2ch.net
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
1920年6月17日−2015年9月5日
日本映画史上最高の女優 小津先生はちゃんと節子を口説こうとしたのかな?
ビビッて何もできなかったような気もするが >>899
20代前半が戦争で残念だったが、20代後半で原節子は花開き、大輪の花となり、トップ女優になったから僕は満足かな。
>>900
小津が自宅に誘って、原節子さんは行かないことがあったらしい。
また節子さんは、小津宅の布団が汚ないので買って上げたことがある。 「…失意の日本人を、男女をこえて励まし、奮い立たせ、リードする原の存在感は、「第二開国」で異色の美と個性を際立たせ、「こんな日本人女性、女優がいたのか」という驚きに変わった。確かに、原節子以外
このような原節子なったから役を
誰も担えなかった」(千葉伸夫-評論家) >>902
訂正 「原節子以外、このようなやくを誰も担えなかった」
× 「 監名会(日本映画映像文化振興センター)の第130回が、11月19日に新宿であり、「秋日和」が上映された。司葉子が語り部で、小津の好きな赤の服装で登場し、昨年9月に亡くなった原節子さんの思い出を語った。監名会はNPO法人。俺は初めて知ったよ。 >>905
分かるからいいってもんじゃねーよ
コピー元に失礼だろ 女といくつかの恋を経験しても結局結婚に踏み切れなかったというのは
小津がバイだった証拠やで 原節子も、多くの政治家や作家や学者らのプロポーズを断わり、独身だったものね。例の好きあっていた恋人が忘れられないと思う。 >>906
かつて東宝の看板女優だった司葉子クラスの人に語ってもらえる節子ちゃん!
よくよく考えればスゴいことですよこれは
他にも映画史を代表する大女優は何人かいるけど、こんなふうに語ってもらえるというか、
偲んでもらえる人っていないんじゃない?
その理由はね、一騎当千と言えるほどの後輩でもミーハーになってしまうほどの圧倒的な
華を持っていることがひとつだね
それと直に触れあった後輩たちを幻滅させない人間性を持ってたこと、これも大切な条件
‥‥その他いろいろあるんだろうけど、やっぱり大したもんだと思うよ、節子ちゃんて >>911 同意。
石井妙子氏は、「画面にでるだけで、すべてを静かに制してしまうのだ」「抜きん出た美しさと気品を持ち、人の心に訴える陰影のある演技をし、戦前から戦後まで日本映画界の黄金期に華として君臨した」と記した。 昨日、「羅生門」を観た。初めてだが、なかなか興味深い。京マチ子役を、原節子がやっているイメージがあり、充分やれたよね。義兄の久虎が、「原節子のイメージが壊れる」と反対、黒澤は何としても節子を使いたかった。節子も出演を望むが…久虎は
親代わりで逆らえなかったか。 早田雄二は写真家だよね。京都で、原節子さんと二人てビールを半ダース飲んだと、彼が書いていた。ビールが好きな節子さん、いいね。 去り際のいさぎよさ、引き際の美しさ、やっぱり原節子を超然たる位置に置いてるのはなんといっても、ここだよ。 外国人の原節子追悼で一番優れたものは、「My Farewell to Setuko Hara」。YouTubeで17分余り話している。黒澤、小津、成瀬映画を中心に早口の英語で話す。BGMに「麦秋」など。原節子 動画で検索、日本人でも、こんな追悼する人はいないよ。 >>916
自己神話化に成功した稀有の女優だよね。もう一人挙げるなら歌手の山口百恵。
生涯現役の人もそれはそれでいいけど、老醜を晒さないことの方が遥かに価値が
高いな。 確かに自己神話化に成功したし、原節子は他の俳優からみても神秘的に見えるので、より一層神話化される。山口百恵は中国ではTVドラマで人気はあるが、節子は欧米で人気がある。アジアでもファンがおり、中国人が原節子の墓を訪ねに鎌倉に来た。 2003年小津生誕100周年に「晩春」のリメイクやったのみた人いるかな。「娘の結婚」。紀子は鈴木京香、父親は長塚京三。監督は市川崑。やはり、評価は低かったようだ。戦争の影響があった原節子の頃とは違う。でも、市川崑と節子は接点がなかったね。 自己神話化といっても原節子自身にはそんな思惑はなかったと思うよ
それに結婚をしおに引退した百恵と孤高に生ききった原とでは周囲に与えるインパクトは全く違うと思う 山口百恵は若くして引退、原節子は銀幕の大女優で、TVには一切出なかった。次元が違うと思う。原節子のような女優を、本当の意味で国民女優という。つまり、戦前は国策映画に 出た銃後のお姉さん、戦後は民主主義のプロパガンダ映画に出た女優。
昭和史を体現した「伝説の女優」だね。 この板に書き込むのは大体高年齢だし、歳取るとしつこくなるのは自然
おたくもやがてそうなるんで、ここは我慢 鹿島、勝った。節子さんも、草葉の陰で応援ありがとう。原節子とアントラーズが好きな40歳代だよ。このスレは、勢いが2位。すごい。 明日は雪らしい。11月に降るのは、54年ぶりだが、1962年以来だ。この年、原節子さんは静かに引退したんだね。雪の中の演技は、「河内山宗俊」の他に何かあっただろうか。 山口百恵なんかもうほとんど忘れられちゃってるだろ
原節子は少なく見積もってもあとまだ50年はだいじょうぶだな 君の言う一般知名度というのは実際はほとんど忘れられているということなのさ >>930
雪のシーンでは、「白痴」が印象深いです。思い出したけど、「田園交響楽」(1938)も北海道が舞台で、節子さんは雪の中で発見された。「誘惑」のラストシーンが雪が降り、抱っこされる。探せば、もっとありそう。 若い時のイメージが忘れられないようにと早めに引退したら
ホントに忘れられちゃった女優っているの? >>927
友和がまだ頑張ってるから、忘れようがない 原節子と山口百恵を比較しても、意味があるかな。立ち位置が違うと思う。「伝説の歌手」山口百恵、「伝説の女優」=原節子。山口百恵は「伝説の歌手」というか。20代前半の引退では早い。「伝説の歌手」は、他にいそうだが。 百恵は伝説の歌手か?早く引退で過大評価されてるんでは。
伝説と言うほどの名曲は無い、伝説ならひばりレベルでないと 名前存在を知らん輩には伝説ですらなりえない
また原節子の場合、小津映画ありきな部分もあるからそのへんもまた弱い
逆ならよかったんだがな >>937
言ってることが分からない、もうちょいスッキリした日本語でたのむ >>937
「伝説の女優」は、原節子以外いない。君のは、日本語がおかしい。黒澤や小津や成瀬の映画に出た神秘的な大女優の引退、それも黙って去る。他の女優がみても、仰ぎ見る美人女優原節子。伝説になるはずだよ。 お宅の原節子伝説運動なんて、誰の耳にも留まってないよ
ここでも充分ウザイんだから
そもそも伝説かどうかなんて、どうでもいいだろうよ 初代水谷、杉村、五十鈴、絹代も伝説なんじゃないの? >>943
彼女たちに今ファンがいるかな? 原節子がダントツで伝説的な大女優だ。 「原節子にばったり逢えないかと思って、来日のたびに北鎌倉を彷徨っていた。もう、その希みはなくなった」(「セツコのいる街で」ホセ・ルイス・ゲリン映画監督。スペイン)
今、日本にいるようだ。 >>945
まあでも原より田中絹代のほうが偉大ではある
もう田中のファンはいないでしょうね >>948
絹代は亡くなる直前までテレビに出てたしファンはまだいるだろう。
故郷下関には記念館があって、命日(花嵐忌)には記念行事もやっている。 殿様が一目惚れする図抜けた美人かな?とひっかかった「西鶴一代女」
落ちぶれてからはピッタリだが 田中絹代は、晩年は悲惨だった。鎌倉の御殿は抵当に入っていて、入院費用もなかった状態だった。それに比べると原節子は、悠々自適というか、質素な生活だったみたい。残った財産は甥夫婦らに分けたかな。 >>952
田中絹代が主演をした映画は250本もあったらしいのに
その何億という出演料はどこへ消えたのか? 田中絹代なんて先入観なしで君たち凄い女優だとほんとに思えるの?
俺は正直思えないなあ。
山田五十鈴には風格や大きな存在感を感じるけど、田中絹代には世間で評価されてるほどのものは俺は感じないがな。 「エデンの東」を見てたらジェームズディーンがカルーセル麻紀とよく似ていることに気がついた。
カルーセル麻紀はまたオードリーヘップバーンにも似たところがあるから、
てことは三段論法でジェームズディーンはオードリーヘップバーンと似てるのだらあか?
こんなの「晩春」にも出てきたよね。佐竹熊太郎とゲーリークーパーと電気屋さんのくだり。
さてと。寝るかな 杉村も絹代も五十鈴もテレビドラマ出てるからな
堕落してるし、伝説にはなりえない >>955
西鶴とかサンダカンとか零落する女の役はピカ一 TVに出ると、神秘的ではなくなるのは確かだ。その点で、原節子は「大輪の花」であるにもかかわらず、サッと引退した。余韻がのこり、若いイメージが残る。>>956は山田五十鈴だよ。20年以上も帝国ホテルにいた。絹代は金がない。 絹代が出てたのは戦前だろ、戦後はそんない多くないだろ、戦前に儲けた金は敗戦のどさくさでほぼなくなってると思うね >>960
いや、絹代も短い期間かもしれないが帝国ホテルに住んでたんだよ
ムッシュ村上の『帝国ホテル厨房物語』には「田中絹代さんは四十四
歳だった昭和二十九年から四年間、第一別館に四部屋あったアパート
メントの一室の住人だった」と書いてある
監督なんかやりたがった人だから、まぁ浪費家だったのかもしれん 「……全ての小津作品の中で、原節子は私の姉であり、娘であり、母です。ぜひ一度でいいから抱擁してみたいと思います。きっと、驚いて逃げられると思いますが(笑)」(ホセ・ルイス・ゲリン.スペインで最も優れた映画作家-2012年) 節子さんが、亡くなったのが
分かったのが、昨年の11月25日だった。ご冥福を祈ります。 去年の今ごろは原節子の死去が分かり、メディアが大変だった。1年が立つのは早いね。女優で記念館があるのは田中絹代くらいか。原節子は、鎌倉駅あたりに小津安二郎と2人で、銅像たてて欲しいな。 田中絹代に触発されて映画監督にもチャレンジする原節子
んな面倒なこと節ねえがやるわけないわな NHKや一般紙では、原節子の死去について、やはり「伝説の女優」「伝説の大女優」と呼んでいる。一般化されているね。それにふさわしいよね。今後は、まだ観ていない映画を中心に観よう。 少女期は東映時代劇等にやたら出てた超売れっ子女優
映画の中では添え物程度に歌ってた >>970
原節子より出演本数多いだろ
演技力も美空の方が上手い >>971
添え物程度?
ひばり映画を見たことないの? >>973
書き方が悪かった、歌を添え物程度で1〜2曲歌うって事 「…私は大体ぶすっとしていて、人に好かれるような愛嬌はありませんでしたから、特別に可愛がって貰うようなこともなく、かえって気が楽でした…私はその頃から人みしりをする娘でした」(原節子)
15歳の頃。戦後になり、性格を明るくしていったようだ。 ひばり物何本か見たけど
アイドル映画の走りだよね
後世に残るようなものは一本も無いんじゃないかなあ
そういえば若き日の高倉健が出てたのもあった
ひばりの演技力はアイドルとしてはまあまあ ひばりは演技にメリハリある
原節子はニヤニヤしながら「そうでございましょ」の一本調子
に思えるんだが まあ三船敏郎なんかもやたらりきんで「そうじゃねえか」の一本調子だからな。
スケールの大きな俳優てそんなもんなのかもしれないな。
ははは おいっ!そんなどうでもいいこと書いてたらもう980だぜ。
最近伸びすぎじゃねーのかこのスレ。 明日からまたくそ面白くもねー長い一週間が始まるんだな。あーあ
人間は生きるに値するんだろうか。考えちゃうよほんと、日曜の夜はね。 >>977
原節だって後世に残るのは一部だろ
それも役者じゃなく、監督の力で 作品は監督のものとよく言われるなら
俳優の存在意義ってよく分からんものだよな 時代劇とか汚れ役なんか沢山やれば良かった
当時、世間のイメージは綺麗な洋服が似合うお嬢様
映画会社も下手に扱えなかった。どの監督が撮影しても似たり寄ったり 監督と俳優は持ちつ持たれつだね。小津安二郎だって、「晩春」で息を吹き返し成功し、小津調を確立するが、原節子がいなければ成功しなかった。紀子と父親の京都での会話が、一番重要さを示している。だから、大ヒットした。 今週末のBSプレミアムを観ようかな。16歳の原節子さんがでる。マリリンモンローなども。 >>985
そうだね。「晩春」は原節子という存在にモチベートされなきゃ少なくとも
あのレベルの作品には達しなかったろうし、「晩春」が出来上がったことによって
小津安二郎にもたらされたものは計り知れないものがあったろう。
黒澤明は三船敏郎にとてつもなく大きなものをもたらしたが、三船もまた黒澤の創作に
大きなインスピレーションとモチベーションを与えただろう。
そしてこれは小津安二郎と原節子にもそっくりそのまま当てはまると思うね。 原節子の「颱風圏の女」を観たい。悪女役らしいが、最後は山村聰の拳銃を奪おうとして、自分が撃たれて死んでいく。タバコを吸うシーンがあるらしい。このあとが、「晩春」か。 「颱風圏の女」(1948)で共演した宇佐美淳と、「晩春」でまた共演した。監督は大庭秀雄か。 佐野史郎が小津作品大好きなのは知っていたが、鶴瓶が小津作品のDVDを全てもっているのは、初めて知った。吉永小百合の映画にでているが、案外原節子をすきなんじゃねーの。 NHK番組で知る。 小津の映画は二十代で見たときには良さがまったくわからんかった
でも六十になった今見るとほんと素晴らしい
あれぐらい同じような内容の映画作っておいて、しかしあれだけマンネリを
感じさせない監督て小津以外に知らない 小津に興味ない人からしたら、その人が50になろうが60になろうが苦痛だと思うよ
オレの友人は小津は作品が平坦すぎて未だかつて1本通して見たことないと言ってる
個人的には小津作品は一通り見て好きだけど、やはり原節子出演作しか繰り返して見ることはないな >>995
50になろうが60になろうが苦痛に感じ通しの人もいるだろうし、
50、60と歳を重ねていって味わいが分かってくる人もいるってことさ
子供の頃はタマネギなんかまずくて地獄に落ちろと思っていたが、
年取って豊かに人生経験をら重ねてくるとこんな旨いものがあるのかというくらいに
感覚にも変化が出てくる
人間とは一筋縄ではいかないってことじゃない? 俺も小津作品は原節子出演ものを何度も観ている。動きが少ないとはいっても、静かな中にもしっかりあるんだな。エンタメではない、家族が中心なので、松竹の伝統ではあるよね。世界にアピールするものがあるから、普遍的でレベルが高い。 いやいや。小津作品は立派なエンターテインメントだよ。
昔の観客は小津の作品をちゃんと娯楽として楽しんでいたんだから。
今の派手な場面を小手先だけでつぎはぎしたハリウッド映画(日本映画もそうだけど)みたいなものがエンターテインメントだと大きな顔をしてるけど、
俺は小津作品こそエンターテインメントの手本だと思う。 >>995
原節出演作は当然好きだけど、
俺の中で小津作品のいちばんは秋刀魚の味なんだよね
晩春の上位互換だな レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。