ああいうの誰かを亡くした時の体感として解るんだよなあ
食えなくて呆けて、やっと食った一口が美味かったりしてな
リアルなんだよなあ
弱ってる時は野良猫とかって愛しくなっちゃうんだよな
あいつらも一人で逞しく生きてるから
そういう小さい大切な体感をすくい取ってくれるから
監督は俺は大好きだ
勇人の墓前での寂しい後ろ姿や、
大輔が無理矢理狭い部屋に持ち込んで
捨てられない親父さんの遺品や
森澤が大切に抱き抱えたラジカセから流れてくる歌の想い出とか
泣けちゃうんだよな、優しくてさ