本作はシリーズ中、海外のゴジラフリークの間では最も評判の悪い作品だけど、
それは深刻な公害問題を抱えていた1970年代初めの日本という時代性とメッセージ性が
よく理解できないことが大きな原因だろう。近隣の工場から排出される有毒ガスや
汚水に苦しんでいる今の中国人が見たら、かなり共感を得られるかもしれない。