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ちょっと繰り返しになりますが、そろそろ結論めいたまとめをいたしましょう・・・・。
目新しいもの=新時代の先駆けであるという固定観念にいまだ捕われてる人々は、小泉純一郎も、堀江貴文も、改革者と捉えて、評価したり批判したりしているようです。
しかし、そうした固定観念を支えていた無限に成長発展する資本制社会という大前提はもはや崩れていないだろうか。そうだとすれば、新時代を拓く改革者と見えたのはこれまでのパラダイムに捕われた頭が生んだ錯覚で、
じつは、双方とも、もはや成長も発展もなき世の中へ、時折、出現しては虚業の花火をうちあげ人々を活性化して、退場してゆく「祝祭者」として捉えたほうが、新しい時代が見えてくるのではないでしょうか。