https://career21.jp/2019-03-24-074220
三菱商事の場合、初年度400万円スタートで、2年目には600万円、3年目には800
万円と昇給し、5年目には1000万円に到達する。
30歳では1300〜1500万円はあるだろう。そして、10年目のマネージャー昇格時
点では1600〜1800万円となり、最速で40歳くらいで到達できるグループ・リーダー
に昇格すると、2000万円程度になり、確定申告の対象となってくる。
その上の部長に昇格できるのは同期入社の2割?もいないのだろうが、早いと47歳
くらいで昇格し、年俸は2500万円位となる。
国内系企業では最高水準であり、東京海上、日本生命、野村證券といったトップ金融
機関や、電通・博報堂あたりと比較しても、若い時(20代)の昇給ペースが速いのが
特徴である。
しかし、30歳を過ぎたころから伸びは緩やかになり、とにかく2000万円までの道の
りは長い。
外銀だと30歳で3000万円〜なので、アップサイドは限られているのが特色でもある。
就活生の評価では、ダントツNo.1の三菱商事であるが、年収面においては2番手グル
ープの三井物産や住友商事と大して変わらない。
住友商事などは若い時からの昇給ペースが速く、残業代やボーナスで左右はされるの
だろうが、27歳で1200万円くらいの社員はいる。
しかし、三井物産も住友商事も30代で伸びが鈍化するのは共通で2000万円が遠く、
40歳を待たなければならない。
伊藤忠・丸紅も似たり寄ったりで、若干、丸紅は三菱商事と比べると少ないかも知れ
ない。
もっとも、商社の場合、海外赴任すると年収は約1.5倍〜の世界なので、全く違って
くる。