社民支持者の方、また、社民ありきで相原を応援してくださった方たちには申し訳ありません。

落ち目の社民から逃げ出すように見えるかもしれません。それでも、私は「党に居続けてもやりたいことはできない」&「中の人たちと一緒にはやっていけない」という結論を出しました。

参院選2019で私が掲げた公約の主なものは、「消費税減税5%→廃止をめざす税制改革」「暮らしを守る最低保証年金制度の創設」
「労働法制の改善・強化〜賃上げ〜賃上げによる痛みを伴う事業者への支援(構造改革と財政出動)」などでした。

無論私が勝手に公にしたわけではなく、事前に県連の最高責任者や幹事長、所属する藤沢総支部の代表らと話し合いの場をもった上での公約です。

しかしながら、これらは何としても選挙区で候補者を擁立したかった県連が「どうせ落選するんだから」という軽い気持ちで受け入れただけであり、
特に反緊縮に対する理解は全くと言っていいほど浸透していないのが現実でした。
選挙中、遊説先の受け入れ支部に、高圧的に説教されたことを苦々しく思い出します。
薔薇マークの何たるかを知らずに認定を受けている者、また薔薇マーク認定を断る者もいることや、
政策に関わる機会をまったくもたない己の立場を考えた時、反緊縮を訴え続けることの難しさを痛感します。

護憲の精神は共通のものですが、自衛隊を含めた国防に対する考え方も大きく乖離しています。
更に言えば、立民や連合との関係性が私にはよく理解できず、納得できるものではありません。

この「どうせ落選するんだから」については、相原に投票してくださった皆さんのみならず、
選挙区内外から応援してくださった皆さん、そして戦略的投票行動を選択したために投票できなかった旨わざわざお知らせくださったたくさんの方々にお詫びしなければなりません。

加えて、複数区である神奈川で、「どうせ落選する」ことを前提に野党票を割ったことはお詫びのしようもなく、
結果的に「どうせ落選する選挙」をさせられたことも相俟って、離党の決意が固まりました。