さらに、女子大生が否認をしていることに対する容疑の裏付け捜査や、
周辺捜査で十分な証拠を収集することを怠ったと言及。
「女性が嘘をついていると決めつけ、強制捜査をすれば、
すぐに自供するだろうと思ってしまった。
もっと多角的に捜査したり、上司に相談したりしていれば、誤認逮捕は防げた」とした。

 取り調べで威圧的な態度や、自白を強要するような言動があったかどうかについても
「県警としては適正な取り調べだったという結論は出していない」とした松下本部長。
県警はなぜ誤認逮捕があったのか調査を進め、調査結果と再発防止策を県議会で報告するとしている。