だが2日後の10日、事態が急転する。松山簡裁は勾留請求を却下し、女子大生は釈放されたのだ。
そして26日、「嫌疑なし」として女子大生は不起訴処分となった。

 捜査関係者によると、逮捕後、早い段階で女子大生ではない新たな容疑者が浮上したのだという。
誤認逮捕が明らかになり、松山東署や松山地検の幹部は不起訴となる直前の22日、
安藤弁護士の事務所を訪れ、
女子大生も同席の下、誤認逮捕に至った経緯を説明した。