竹中工務店(理系) 年収1300万円台の副部長まで年功序列で昇格する“サラリーマン建設ピラミッド”の頂点
http://www.mynewsjapan.com/reports/2357

新国立競技場の建設現場で、1次下請け・三信建設工業の新人男性社員(当時23歳)が2017年3月、
残業190時間の末、過労死した(元請けは大成建設)。働き方改革が国策として進められるなか、
多額の税金がつぎ込まれる国策事業のど真ん中で発生する過労死。オリンピック需要で
多忙をきわめる大手ゼネコンの社員自身も、総じて激務に追われているのかと思いきや、
会社や職種によっては、そうでもないようだ。5大スーパーゼネコンの1角を占め、
非上場で、家業としての建設を400年超も手掛けてきた竹中工務店の社員に実情を聞いた。
【Digest】
◇現場組とオフィス組――ゼネラリストはいない
◇サラリーマン建設ピラミッドの頂点、施工部門の人たち
◇ヒーローショーにバザー…神戸のユル〜い寮生活
◇設計と施工、異なる労働の質とストレス
◇20代から海外赴任アリ
◇組織設計事務所との違い
◇設計社員5人に1人のCADオペを配置
◇2D→3D→BIMの流れ
◇監理と管理
◇「条件入れると自動で設計」はアリ
◇プロジェクト特有のこだわり部分
◇ガンガン言う「我が強いタイプ」が多い
◇竹中家の家業、派閥争いなし
◇古い建設業界、進歩は遅い
◇機械化進まぬ職人の手作業
◇独身寮、家族向け社宅が充実
◇総3に上がる際に資格取得が必要
◇「総合職(地域)」を「若干名採用予定」