マクドナルド・パワハラサビ残自殺未遂事件 部長から執拗な罵倒、叱責、サビ残100時間超の末
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「名ばかり店長」問題で現場にタダ働きを強いて有名になった日本マクドナルドだが、
社員が遺書を書いて自殺未遂に追い込まれるほど、現場は疲弊している。
同社の正社員M氏(40代、女性)は、育休明けの11年7月、人事本部店舗人材開発部に異動し、2人分の仕事を課された。
以来、直属部長の女性から罵倒、叱責されサビ残が続き、年末には月100時間超に。
翌12年にはかつてない低い査定を受け、夫を侮辱され、M氏の精神状態は悪化、「適応障害、抑うつ不安状態」と診断された。
コンプラ委員会に告発したが認められず、体調はさらに悪化、同年7月に休職。
翌月には遺書を書いて自宅で自殺をはかり、夫の助けで九死に一生を得る事態となった。
M氏は今年復職し、現職のまま5月に会社を相手取り、慰謝料など1344万円の支払いを求め東京地裁に提訴。
人事部門という会社の中枢で発生したパワハラ・サビ残・自殺未遂事件は、原田泳幸体制の崩壊を予感させるものだった。
裁判資料に基づき、詳細にお伝えする。
【Digest】
◇「産休明けには、デスクはないかもな」
◇「そんなことじゃ会社に残れないわよ!!」
◇残業申告で低評価、残業ゼロ体制と称するサビ残システム
◇「何キレてんのよ」と罵倒され涙がボロボロこぼれて号泣
◇取引先社員もパワハラ部長の餌食になり病院送りで退職
◇首つり自殺決行で遺書も…間一髪で救命
◇慰謝料等1344万円求め提訴