大東建託社員がハンマーで顧客を殴打、瀕死の重傷を負わす――
「優秀な」営業マンはなぜ破滅したのかB アリ地獄のような苦境に
http://www.mynewsjapan.com/reports/2360

資産家の独居老人Aさん(85歳)を顧客に獲得したのがきっかけで、
大東建託松本支店のG社員(懲戒免職)は、「売れない営業マン」から一躍、「松本支店のエース」に浮上する。
しかし、その栄光とはまるで張子の虎のように空虚なものだった。
最初のいくつかの契約こそは順調にいったものの、やがて融資困難で無理な契約に直面。
それでも強引にすすめようと、必要な資金を身銭を切って補填するうちに借金まみれとなり、
ついには顧客であるAさんをだまして金を盗むにいたる。
それがうまくいったのをいいことに、Aさんに対してさらに詐欺や窃盗を重ね、
問題ぶくみの契約や架空契約の資金に流用していく。
「支店長の期待にこたえるため」、また、「不正が発覚しないよう」に、
あらたな犯罪を重ね、G社員は蟻地獄のような苦境に追い詰められていった。
【Digest】
◇「キャッシュカード100万円窃盗事件」
◇残債務のあるアパート建て替え強行で詐欺ふたたび
◇だまされ続ける独居老人
◇殺し文句は「相続税対策」
◇自分で借金をして契約金たて替え